ボーダー柄の服のコンビが、サイコロ片手に“ノー・ボーダー”の精神でナイスな音楽を聴き歩く――。
「ボーダーズの“音の場”season2」第9回は、有楽町駅からお届します。銀座からほど近く、戦後は映画発信の中心地として栄えたこの街は、藤村さんもよく訪れるそうです。奇しくも多くの邦画作品がヒットを記録する今、ふたりはこの映画の街でどんな音楽をチョイスするのでしょうか。
――今回のボーダーズは有楽町に来ております。おふたりは有楽町に来られることはありますか?
藤村鼓乃美 私、よく来るんですよ。今年の春ぐらいから映画をめっちゃ観るようになって、週に4本とか観てるんです。
北川勝利 ……暇なの?
――言い方をもうちょいソフトにしてください(笑)。
北川 時間がいっぱいあるの?(笑)。
藤村 時間がいっぱい……ありますね(笑)。お仕事お待ちしてます!なので、有楽町は映画を観に来る街ってイメージです。
――有楽町には大手の映画館も、単館系の劇場もありますからね。藤村さんはどういう系統の映画がお好きなんですか?
藤村 どちらかというと、ちっちゃい映画館でやるようなやつをよく観てます。でも今日歩いてみて、映画館以外にも面白そうなお店がたくさんありましたね。
――ガード下に飲み屋や変な飲食店が集まっていたり……。
藤村 お店の前にテーブルを置いて飲んでいたり……。
北川 もうそれ店じゃないじゃん。外じゃん(笑)。
――しかもそのテーブルも、ビール瓶のケースにベニヤ板を乗せたやつですからね。新橋から有楽町までの高架下には、そういう店も多いんですよ。
藤村 あの辺りをフラフラ歩いてると、そんなお店ばっかりですよね。
――1駅の区間にしては距離もちょっと長いですし、たしかに散歩には向いていますね。北川さん的に有楽町はどんなイメージですか?
北川 有楽町のイメージは……東京国際フォーラムかな。あんまり映画を観に有楽町へ来ることはないかなぁ。そういえばさっき歩いてるときに、宝塚劇場の前でお姉さま方が大勢並んでらっしゃって……。
藤村 皆さんカメラを持ってましたね。
――カメラがOKなのは、ちょっと驚きでしたね。
北川 でもきっと、ちゃんと何かしらの掟は決まってるんでしょ?
――ファンの間の掟はありそうですね。「抜け駆けしたら大変な目に合う」的な。
北川 そうそう。そういうのをこの間テレビで観ていたので、皆が整列して待ってらっしゃるのを見て「本当にこういう感じなんだ」って思った。
――私もあんな大規模な入り待ちは初めて見ました。
北川 なんとなく劇場や映画館のイメージはありましたけど、こんなにちゃんと街を見て歩いたことがなかったので「ここにも映画館があって、あそこにも劇場があって」というのを藤村にたくさん教えてもらいました。「そうなんだー、へー」って思いながら聞いてました。
藤村 「たぶん興味ないんだろうな」と思いながら話してました(笑)。
――ではそんな今日の行程を振り返っていきましょう。まずは有楽町マリオンのからくり時計から始まりました。有楽町マリオンは元々、日劇という大きな映画館と朝日新聞の社屋が一緒になって、有楽町センタービル=通称・有楽町マリオンになったものです。
藤村 前回の新橋から引き続き、仕掛け時計を見ましたね。でも動くはずの時間になってるのに、その時計の時間はズレてるし……。
――最後にグイーッと一気に針が進むんですが、それでも実際の時間には追い付けず……アバウトな時計でしたね(笑)。
北川 だいたいで動いてましたね(笑)。
――そこからちょっと歩いて、数寄屋橋交差点に向かいました。
藤村 交番の前に「ここでタクシー止めるな」みたいな注意書きがありましたね。
北川 あそこに停めちゃう人が多いから、わざわざ書いてあるのかな。
――お客さんに「数寄屋橋の交差点まで」って言われたらタクシーも普通あそこで降ろすでしょうからね。菊田一夫が原作の方の『君の名は』は、数寄屋橋で再会を誓い合う物語でしたが……もはやあの頃の面影は何もありませんね。
北川 数寄屋橋っていうのは、あの交番の前のことを言うんですね。
――昔はあそこに橋が掛かっていて、そこが待ち合わせの場所になっていたんですよ。
北川 そうなんだねー。ためになる。
藤村 ほんとですねー。
北川 覚えてればね(笑)。
藤村 覚えててくださいよ!で、その後にゴジラ像を見に行きました。すごく大きいのかと思ったら、思いのほかちっちゃかった(笑)。
北川 「ゴジラ像の前で写真を撮ります」と聞いていたので、勝手に新宿の歌舞伎町にいるゴジラくらいのサイズだと思ってました。そのイメージで行ったら……。
藤村 私の方がおっきいくらいの可愛いゴジラでしたね(笑)。
北川 あれは最近できたのかな?
――あれは日比谷シャンテと一緒にできたものなので、1987年ぐらいですかね。
北川 そうなんだ。横にあったスターの手形の広場も同じなのかな?
――あそこの手形はちょっとずつ増えてるんですよ。ドラえもんの手形なんかはごく最近ですね。
藤村 ドラえもんはもう手形っていうか、魚拓みたいでしたね。ドラ拓的な(笑)。
北川 しかも親指がついてるのが不思議な感じだった。
藤村 でも確かに親指がないとポケットから道具を出せませんもんね。
北川 吸盤とかじゃないんだ、あれ(笑)。
――その広場を通って、帝国ホテルに行きました。日本で最も有名なホテルと言っても過言ではないですね。海外セレブ御用達で、ビートルズも来日時に泊まってました。
藤村 あ、そうなんですね!
――外に出ると大騒ぎになるから軟禁状態だったんですが、ジョン・レノンとポール・マッカートニーはホテルから脱走したんですよ。
北川 たしかジョンは骨董品を買いに行ったんでしょ。
藤村 そんなにどうしても欲しかったんだ(笑)。
北川 そして帝国ホテル前を通って日比谷公園まで行ったと。これ、地図を見ながらだと面白いね。なるほど、こうやって歩いてきたんだ。
藤村 あっ、そうだ。日比谷公園も行ってみたら「来たことある!」って思い出しました。ライブ会場がありますよね。
――日比谷野外大音楽堂ですね。
藤村 そうそう。あそこに東京女子流さんを見に行ったんですよ。
北川 僕も野音にはよくライブを観に来ました。フィッシュマンズを観るために通ってたんですよ。
――確かにフィッシュマンズは野音でよくライブをしていましたね。確かドラムの茂木欣一さんが野音が大好きなんですよ。
北川 あのバンドにすごく合っている場所だったよね。あとは小沢健二のソロデビューフリーライブも観に行ったなあ。すごい雨が降っている中、朝早くに行って整理券を貰って。
――野音は音がそのまま周りに聴こえてしまうこともあって、都条例の都合で早い時間に音を止めないといけないんですよね。
北川 そうそう、終わり時間が厳しいの。まだ全然暗くなる前の夕方くらいからライブが始まって、終わる頃にライトが綺麗になって……という風景が野音のイメージですね。
藤村 で、その後は日比谷松本楼でご飯を食べました。
北川 近くにお店があると知らずに歩いてたらすごく良い匂いがして、「カツカレーの感じがする!」ってずっと言ってました(笑)。
藤村 カツカレーが有名なお店なんですか?
――カレーなどの洋食が有名ですね。北川さんには今日の昼食が松本楼だとは伝えていなかったんですが、見事に匂いでメニューを当てましたね。
藤村 結局、誰ひとりとしてカツカレーは食べていないんですけどね(笑)。
――オムライスをもりもり食べてましたね(笑)。
北川 でもほら、半分はカレーがかかってたから(笑)。野音にライブを観に行くときに何回も近くは通ってるんだけど、「ライブ前にあそこで食べよう!」とはあんまり思わないタイプのお店だよね。
藤村 なんかちょっとセレブ感がありましたね。
――有名店なので、観光客の方も多いみたいです。
北川 観光地の大きな公園に必ずある、「昔ながらの建物に入っている洋食屋さん」って感じだったね。何年からあるって書いてありましたっけ?
――1903年と書いてありましたね。あの建物が造られた際に、いわゆるテナントのコンペで選ばれたのが松本楼だったそうです。
藤村 100年以上続いてるんですね!
――その間に3回建て替わっていて、今の建物になってからももう40年以上経っていますね。
北川 今日は全域を歩いたわけじゃないけど、地図上では池があったりして日比谷公園ってかなり広いんですね。
藤村 半分くらいは歩いてますかね。絵を描いてるご年配の方がたくさんいらっしゃいました。
――雑技団もいましたし。
藤村 そう、雑技団いたー!!(笑)。
北川 ふたりペアで、海老反ったり浮かんだりしてました。はたしてあれを雑技団って言っていいのか(笑)。
――今思い出しましたけど、雑技団は上野篇で歩いた上野公園にもいましたね。
北川 あっ、いたいた!あれは本物でしょ。いや、今日見たのが偽物ってわけじゃないけど(笑)。
――本物と偽物というより、本公演か練習かという感じですかね(笑)。
藤村 今日は練習でしたね(笑)。
北川 公園には毎回何かいるねえ。
藤村 北川さんに「見て見て、何かいる!」って言われて、最初はなんだかわからなかったんですけど……。
北川 「人が浮いてる!」って(笑)。
――では今回の選曲を聴いていきましょうか。
藤村 どうせ北川さんは何もないんだろうなー(笑)。
――いや、まだわからないです!まだわからないですよ!(笑)。
藤村 私は今日は、有楽町ということで映画の曲なんですけど……。
★藤村’s Select
Sing Street「Drive It Like You Stole It」
※映画『シング・ストリート 未来へのうた』劇中歌
藤村 気になる女の子を口説くために、男の子たちがバンドを組むっていうお話の映画なんです。有楽町の映画館に観に行って、そのあとみんなに「良いですよ!」って言いまくってたんですよ。たぶん北川さんにも勧めたんじゃないかな。
北川 どこの映画?アイルランド?
藤村 割と最近の、アイルランドの映画ですね。
――藤村さん、今確認したそのノートは映画用のノートなんですか?
藤村 そうです。観た映画の監督とかが全部書いてあるんですよ。
北川 えっ、藤村は何になるつもりなの?(笑)。
藤村 いろいろ書いておいて、「これとこれはスタッフが同じなんだ」と思ったりしてます(笑)。
北川 これよりずっと昔に、アイルランドのバンド映画を見た気がするんだよなあ。タイトルが思い出せない。『シング・ストリート』自体は見てないんだけど、この映画の紹介で「これが好きならこれを観よう」的な一覧に昔好きだった映画が入ってて「この映画すごく好きだった!」って最近思いだしたんですよ。
藤村 同じジョン・カーニー監督の映画だと、『はじまりのうた』とか?
北川 それじゃないなあ。バンドをマネージメントする若い男の人が主人公で、メンバーを集めて「これからはバンドだぜ!」的な感じで……。
藤村 気になる……。
北川 「アイルランド 映画 バンド」で検索してみよう(笑)。90年代くらいの映画だった気がする……。
――その条件に当てはまるのは……『ザ・コミットメンツ』ですかね?
北川 あーそうそうそう!『ザ・コミットメンツ』!
藤村 『シング・ストリート』と同じような感じですか?
北川 いや、そっちは観てないからわからない(笑)。
――話が物別れですね(笑)。あ、こちらはソウルバンドの映画なんですね。
北川 そうです。超良いんですよ。
藤村 いやいや私は『シング・ストリート』を観てほしいです。超良いんですよ。
北川 いやいやこっちの方が良い話だって(笑)。
藤村 いやいやこっちの方が(笑)。
北川 こっちは……カバーだから良い曲しかない(笑)。まあ『シング・ストリート』も観たいなとは思ってたんですよ。でもすっかり忘れてたから、今言われて「なんか知ってる」って思いだしました。
藤村 私も『ザ・コミットメンツ』を観ますから、是非観てくださいよ。あと私は、この前の新橋編で教わった新橋のやつも観ます。
北川 新橋のやつ?なんだっけ?
藤村 「新橋の恋人」みたいなやつ……。
北川 ああ『ポンヌフの恋人』ね!
――『ポンヌフの恋人』は「ポンヌフ」の訳が「新しい橋」という意味なだけで、別に新橋の話ではないですからね(笑)。フランス映画ですし、全く日本感はありませんよ。
北川 しかもめっちゃ重い映画だし。
藤村 私は『ザ・コミットメンツ』も『ポンヌフの恋人』も観ますから、北川さんは『シング・ストリート』を観てください!良かったらサントラも貸しますんで。
北川 観てみます。でもバンドものの映画って良いよね。
藤村 良いですよね!『シング・ストリート』は子供たちもすごくかわいいんですよ。
――若者が主人公の映画なんですか?
藤村 10代の男の子たちが主人公ですね。
北川 バンド映画っていったらなんだっけあの、音楽ライターになりたい男の子が主役の……。ローリング・ストーン誌のロック評を書くことが夢の男の子がでてくるやつ……。
藤村 あ、『ペニー・レイン』!
北川 そう、『あの頃ペニー・レインと』だ!あれ良いよね、あれ大好き。
藤村 私も好きですよ、あの映画。……今これ何の話してるんでしたっけ(笑)。映画の話になっちゃった。
――いやいや、有楽町らしくて良いんじゃないでしょうか。
北川 あの作品もちょっとホロ苦ですね。『ザ・コミットメンツ』も良いですよ。
藤村 『シング・ストリート』も良いですよ。
北川 もう聞いたよその話(笑)。
――お互いに良い映画なんだから、両方観たら良いじゃないですか(笑)。
藤村 この連載のボーナスステージで、会議室を借りて映画を観る回をやりましょう(笑)。
――藤村さんの選曲から、思わぬ方向に話が広がりましたね。
藤村 うれしいです。北川さんがこんなに盛り上がってくれたの始めてかも。
北川 ただ、言いたいタイトルが全然出てこない(笑)。
――人に思いだしてもらってもらって「それそれ!」という(笑)。
北川 あ、あとトム・ハンクスの『すべてをあなたに』っていう映画も、バンドもので良かったなあ。トム・ハンクスは主役じゃないんだけど、ビートルズみたいな4人組の若いバンドのお話で。
藤村 ビートルズなら、今ちょうど『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』というドキュメンタリー映画もやってますね。
北川 そうそう。昔のツアーのことが映画になっているらしいから、それこそ帝国ホテル脱走の話も出てくるのかも。
藤村 そのドキュメンタリーとは別に、ビートルズに憧れる少年たちが親に反対されながらバンドをやる『イエスタデイ』っていう映画も今やってるんですよ。
北川 ……なんかもう、そのあらすじだけでジーンとくる(笑)。
――ある程度歳を重ねると、若者の純粋な熱意に触れるだけで泣いちゃいますよね。
北川 そうなんだよ。それだけで「良い映画だねえ」って。
――観てもいないのに(笑)。「感動巨編!全ボーダーズが泣いた!」ですね。
藤村 ハードルが低い!(笑)。でも盛り上がって良かった。毎回映画の曲を持ってこようかな。
北川 今回は有楽町だから映画の話で良いけど、毎回はちょっとなあ(笑)。
――さて、それでは北川さんの選曲を聴いてみましょう。
★北川’s Select
坂本真綾「マジックナンバー」
※『LIVE TOUR 2015-2016“FOLLOW ME UP”FINAL at 中野サンプラザ』より
――めちゃめちゃ知ってる曲だ!何回も聴きましたよ。しかもライブ版ですね。
藤村 私もめっちゃ好きです。
北川 今年あった坂本真綾さんのツアーのファイナルが中野サンプラザの2DAYSで、最終日のアンコールだけ僕出演したんですよ。そこでこの曲を演奏して、曲終わりに「北川勝利!」って紹介されてるんです(笑)。これはそのときの音源です。
――それを僕らに聴かせるためにライブ版なんですか(笑)。こちらは今年7月にリリースされたライブ盤に収録されてるんですね。
北川 有楽町って、僕のいちばんのイメージは東京国際フォーラムなんですよね。何年か前に国際フォーラムで真綾ちゃんのカウントダウンライブがあって、年を跨ぐときに演奏していたのがこの「マジックナンバー」なんです。そのときは年越しのタイミングに合わせて曲の間奏を伸ばして、皆でカウントダウンをして年が明けたらまたサビに戻る、という演出があったんですよ。
――北川さん的にも思い出深い曲なんですね。
北川 僕は今年のツアーには参加してないんだけど、たまたまファイナルのそこだけピンポイントでゲストで出させてもらって、会場は国際フォーラムではないけどまた「マジックナンバー」を演奏できて……。しかも名前を呼んでもらってるのが音源になっていて、うれしかったというお話です。
藤村 今日は場所と関係あった!
――僕はてっきり、何かしらのプロモーションがあるものと思ってましたw。
北川 今年の夏に出たCDなので、皆さん買ってください!
藤村 結局告知になった!(笑)。
――我々は北川さんの告知から逃れられないのか(笑)。
藤村 「マジックナンバー」は『こばと。』のOPでしたね。
――そうか、藤村さんはCLAMP好きでしたね。
藤村 そうです!『こばと。』も良いですよねえ。ああ、良い歌だなあ。……このあと、最後に名前を呼ばれるんですね。
北川 そうだね。あっ、来た!ほら来た!
音源の坂本真綾 「ありがとう、北川勝利でしたーー!!」
北川 (自慢げな顔)
藤村 なんか……すごいドヤ顔ですけど、これどうしたら良いんですか(笑)。
――相棒なんですから、藤村さんから何か温かい言葉を。
藤村 ほんとだぁ~~。すごぉ~い。
――心どこに行っちゃったの!?(笑)。いやでも、今回は珍しくおふたりとも縁のある選曲でしたね。
北川 まあ国際フォーラムのバージョンでも良かったんですけど、せっかく新しい音源だし(笑)。
――久々に綺麗なオチを感じられましたね。ということで、最後に次回の駅を決めるサイコロを振っていただきましょう。
北川 よっ。
――サイコロの出目は「7」、ということで、次の駅は目白に決定しました!
北川 ……全くわからない。
藤村 目白に用事ががないですね……。
北川 前後が何の駅なのかすらわからないね。
藤村 確か、池袋の横ですよね?
北川 「横」って(笑)。池袋の隣駅なんだね。
――池袋、目白、高田馬場ですね。私も通過するばかりで、降りたことはないです。
北川 まあ、何かを発見しに行きますよ(笑)。
藤村 そうですね。また新しい知識を増やしましょう!ボーダーズの『たんけんしらないまち』(笑)。
北川 でも面白いよね。知ってるようで、いざ行ってみると「そうなんだ」と思うことがあったり。
藤村 逆に知らないようで知ってたり。
北川 そうそう。最近忘れてることばっかりだよ(笑)。
――では次回は、ボーダーズが何も知らない街・目白でお会いしましょう!
PHOTOGRAPHY BY 山本哲也
Interview By 市川太一(クリエンタ/学園祭学園)
Text By 青木佑磨(クリエンタ/学園祭学園)
●今回のSelect Song
★藤村’s Select
Sing Street「Drive It Like You Stole It」
★北川’s Select
坂本真綾「マジックナンバー」
『LIVE TOUR 2015-2016“FOLLOW ME UP”FINAL at 中野サンプラザ』より
●リリース情報
ライブアルバム
「LIVE TOUR 2015-2016 “FOLLOW ME UP”FINAL at 中野サンプラザ」
発売中
【初回限定盤(2CD+DVD)】
品番:VTZL-121
価格:¥4,000+税
【通常盤(2CD)】
品番:VTCL-60431~60432
価格:¥3,300+税
<Disc1>
01.FOLLOW ME
02.Gift
03.SONIC BOOM
04.Be mine!
05.さなぎ
06.アルコ
07.Waiting for the rain
08.ちびっこフォーク
09.君の好きな人
10.That is To Say
11.DIVE
12.セクレアール
13.Tシャツ
14.まだうごく
15.レプリカ
<Disc2>
01.Hello
02.幸せについて私が知っている5つの方法
03.色彩
04.Life is good
05.プラチナ
06.かすかなメロディ
07.アイリス
08.シンガーソングライター
09.卒業写真
10.マジックナンバー
11.これから
12.ポケットを空にして
<DVD>
密着映像
SHARE