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INTERVIEW

2016.11.23

スマホ・アプリゲーム「バトルガール ハイスクール」から新アイドルがデビュー!f*f(フォルテシモ)、煌上花音役・本渡 楓&国枝詩穂役・下地紫野インタビュー!

スマホ・アプリゲーム「バトルガール ハイスクール」から新アイドルがデビュー!f*f(フォルテシモ)、煌上花音役・本渡 楓&国枝詩穂役・下地紫野インタビュー!

アニメ化も発表されたスマホ・アプリゲーム「バトルガール ハイスクール」(以下、「バトガ」)。今回はゲーム内で高い人気を誇るカリスマアイドル“f*f(フォルテシモ)”の煌上花音(こうがみかのん)役の本渡 楓、国枝詩穂(くにえだしほ)役の下地紫野のふたりにインタビュー!11月23日に発売されるデビューシングル「Deep-Connect」についてお話をうかがった。

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――まず“f*f(フォルテシモ)”の花音役、詩穂役が決まったときはどんなことを思いましたか?

下地紫野 オーディションのときの資料で、詩穂は歌がうまい、花音はダンスがうまいということで、私自身は歌が好きだったので詩穂ちゃんに決まるといいなと思っていました。詩穂ちゃんみたいなキャラクターを演じることがなかったので、新たな自分に出会えるという意味でもの幅を広げる意味でも、詩穂ちゃんといっしょに成長していけたらいいなという気持ちで頑張りました。

本渡 楓 オーディションのときに「参考までにどっちのほうが演じやすかったですか?」と聞かれて、私は紫野ちゃんと逆にやわらかい優しい子の役が多かったので、そのときは「あっ、詩穂ちゃんのほうが演じやすかったです」と答えたんです。なので、実際に花音役に決まったという連絡を受けたときは、「金髪のツンデレのほうですか?」って何度も何度もマネージャーさんに確認したのを覚えています(笑)。だから私も花音ちゃんは新たな挑戦になりますし、ちゃんとできるかなと不安を感じながらのスタートでしたね。

――演じられているキャラクターについてはどういう印象ですか?

下地 詩穂ちゃんを初めて見たときはお嬢様なのかと思ったんです。でも、実は庶民というところにギャップがあって面白いなと思いました。それと、他人との距離の取り方がうまいところはうらやましいなと感じています。あと、私自身の癖だと思うんですが、よく早口になってしまうので、詩穂ちゃんを演じるときは特に気を付けています。

本渡 花音ちゃんはツンデレではあるんですけど、いわゆる王道のツンデレとは違って、デレる確率がすごく低いんですよ(笑)。でも甘えたり弱いところを見せたりしないのも、自分が「こうであらねば」と思う芯の強さがあるからで、それを揺るがせないためについつい周りにも強く当たってしまうところがあるんです。ただその結果、孤立してしまったという過去もあったりして……。だからこそ、寄り添ってくれている詩穂ちゃんの存在が本当に大切で、もし詩穂ちゃんがいなかったら花音ちゃんはどうなっていただろうと思うぐらいの関係なんです!

――ところで、おふたりの初対面はこのシングルのレコーディングだったんですか?

本渡 はい。「Deep-Connect」を録るときに初めて会って、お互いの声を聴きながら合わせてレコーディングをしたんですよ。

下地 まず一緒に何回か歌った後で、それを踏まえてひとりずつ収録しました。

――お互いの歌を聴いてどうでした?

本渡 紫野ちゃんの歌がホントにうますぎて、私は震えてました(笑)。キャラの設定どおり、繊細でかっこよくて強くて、スタッフさんのほうでも「上手過ぎますかね?」という話が出るぐらいで、興奮しました(笑)。

下地 そんなことがあったとは……今知りました(笑)。私は先に自分が録っていたということもあって、ほっとした気持ちで楓ちゃんの収録を見ていたんですが、本当に花音ちゃんのイメージ通りの歌声だなと思いました。花音ちゃんはツンツンしてる部分があるんですけど、楓ちゃんの声はやわらかい感じだったので、花音ちゃんの魅力が加わったんじゃないかと感じました。

本渡 よかったー(笑)。

下地 楓ちゃんこそすごくうまいんだから、そんなにハードル上げないで(笑)。

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――出来上がった曲を聴いてみてどうでした?

本渡 しばらくずーっと繰り返し聴いていて、その時期に「本渡ちゃんってどんな曲聴いてるの?」って聞かれたら、「自分の歌」と答えるぐらい聴いてました(笑)。こういうかっこいい曲自体、歌うのは初めてだったので新鮮でした。うーん、やればできるんだー!と思いました(笑)。歌の資料をもらったときはすごいかっこいい曲でどうしようって思いましたけど。

下地 たしかに最初に資料を聴いたときは、これがf*fなんだなと思って、すごくドキドキしつつ、歌うのが楽しみでした。「Deep-Connect」は本当に壮大な曲で、凛としていていいなと思いました。「これぞf*f」という感じの始まりの曲です。
本渡 すごく近未来感というかハイセンスというか……なんと言ったらいいかわからないですけど、音がクールですね。

下地地 うん、わかる。私もうまい言葉が見当たらないけど(笑)。

本渡 あと、私がすごく覚えているのは、「彼女たちは簡単に会えるようなアイドルじゃなくて、カリスマアイドルなので強く自信を持って歌ってください」と言われたことですね。

下地 あっ、それ私も言われた(笑)。「バトガ」のキャストの皆さんはそうそうたる方々だったので、そんなところに私たちが「カリスマアイドルです」と言って後から出ていくのは、恐れ多くて……。でも、楽曲がすごく後押しをしてくれて、楽しく歌えましたね。

――2曲目の「Decision」は一転してバラードですね。

本渡 この曲はふたりがすれ違う心の内を歌っていて、1番を詩穂ちゃん、2番を花音ちゃんという形で歌っている曲なんです。

下地 「Deep-Connect」に比べると、よりキャラクターの心情の根底を歌っているように感じました。イントロからすごく寂しくて、ストーリーのことも考えると苦しいな、つらいなと思いながら歌いました。

本渡 花音はそんな詩穂を救い出そうとしつつも、私は正しかったのかなと悩み……。ある意味で花音ちゃんの弱さが初めて出るのがこの曲なのかなと思います。でもふたり別々に歌った1番・2番の後で、最後にふたりでがっちり手を取り合うんです。詩穂ちゃんが“全てを消して やり直せたら”言ったら、花音ちゃんが“消せるものなど 一つも無いんだよ”と返したりする歌詞があって、そこはお互いが魂と魂をさらけ出している感じが伝わると思います。

下地 花音ちゃんの、詩穂ちゃんに対する愛というか想いがすごく伝わってきて、とても感動しました。

――3曲目の「Desire Link」はどんな印象でしたか?

下地 2曲目で苦しい心の内を歌った後だけに、「f*fが帰ってきたな」と思いましたね。最初に「これがf*fなんだな」と思った「Deep- Connect」に近い曲調で、早く花音と歌った完成版が聴きたいと思いながらレコーディングしました。

本渡 私も「帰ってきたな」と思いました。2曲目で離れ離れになり、お互いの想いを再認識したふたりが、この3曲目にしてより強固な絆に変わっていったんだなって。これはもう花音ちゃんは自信満々で前を向いて歌っているだろうなって思いました。「Deep- Connect」のときよりも、お互いが一歩踏み込んでいる曲ですね。

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――デビュー・シングルには「バトガ」初のリアルイベントとなる「BATTLE GIRL FES. 大神樹祭」の追加公演チケット抽選シリアルコードがついてくるということで、おふたりもこのイベントに出演されるわけですよね。

本渡 初めて「バトガ」のファンのみなさんと直接お会いすることが非常に楽しみなんですが、こんなそうそうたる方々と共演するのはすごく緊張もしますね。でも不安はないんです。ひとりじゃないっていうのは心強いです。

下地 ……私は不安です(笑)。楓ちゃんも出演者の皆様もすごく好きな方々で心強いのですが、本音を言うと広い会場で「バトガ」ファンの皆様がたくさん来てくださるなかで、ステージに立つのは緊張しますね。心を強く持っていきます(笑)。

本渡 私もそもそも人前で歌った経験が1、2回しかなくて、こんな大きな会場は初めてなので……。でもどんな景色が見えるのかなとすごく楽しみです。きっとサイリウムの黄色と青に染まっているんだろうなと思ったりします。

下地 確かにそれは楽しみ!特に「Deep-Connect」はお客さんのパワーでより熱い曲になるんじゃないかと思います。

本渡 よかった~。私は人前で歌うことに不慣れなので、そこは紫野ちゃんに支えてもらえたらなと思います。

下地 でも私も人前で歌ったこと数えるほどしかないよ(笑)。

本渡 えっ……。ううん、紫野ちゃんはうまいから大丈夫!そこは怖くないです!(笑)

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――それでは最後にメッセージをお願いします。

下地 はい。こうやってf*fの詩穂ちゃんの声をやらせてもらって、歌も歌わせてもらって、イベントまで出させていただけるということで、本当に楽しみです。f*fがデビューして、こんな風に皆さんに曲を聴いていただけるというのもなかなかない経験だと思います。緊張もしていますが、わくわくもしていて、それを皆さんといっしょに会場やゲームの中で共有できたらいいなと思っています。これからも国枝詩穂として頑張っていきたいと思いますので、国枝詩穂を、f*fを、「バトルガール ハイスクール」をぜひぜひよろしくお願いいたします。

本渡 収録を重ねるたびに、頭なのか喉なのか心なのかわかりませんけど、自分のどこかに花音ちゃんが住みついていってくれているんだなというのを実感します。花音ちゃんはとても頼もしい子ですけど、花音ちゃんは詩穂ちゃんがいないと成り立たない存在で、それは「バトガ」のストーリーや曲を通じても分かっていただけると思います。花音ちゃんはあんまり懐かないですが(笑)、人間味にあふれた子なので、ぜひかわいがって、なでてあげてください。現実世界でCDが出たり、イベントがあったり、あとはアニメ化も発表されていますので、すごい楽しみなことばかりだなって思っています。これからも詩穂ちゃんと手を取り合ってがんばっていくので、ぜひよろしくお願いいたします!

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Photography By 山本哲也
Interview&Text By 金子光晴


●リリース情報
f*f (フォルテシモ)デビューCD
「Deep-Connect」
11月23日発売
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品番:VTCL-35247
価格:¥1,500+税

<CD>
1. Deep-Connect
作詞:ミズノゲンキ 作曲・編曲:睦月周平
2. Decision
作詞:ミズノゲンキ 作曲:流歌 編曲:成瀬裕介
3. Desire Link
作詞:ミズノゲンキ 作曲:設楽哲也 編曲:睦月周平
4 Deep-Connect(カラオケ)
5 Decision(カラオケ)
6 Desire Link(カラオケ)

初回生産分特典
・「BATTLE GIRL FES. 大神樹祭」追加公演チケット抽選先行受付シリアルコード
・モーション付き家具
「ふたりで響きあう 連弾ピアノ(f*fモデル)」がもらえるシリアルコード封入

※Android版のみの特典となります
※入力期間は2017年1月末までです

先行抽選受付期間は2016年11月23日(水)10:00~2016年12月4日(日)23:59です。

©2014-2016 COLOPL, Inc.

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