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2016.06.20

朗読劇で不良学園バトルが勃発!?「シュヴァルツェスマーケンフェスト2016」オフィシャルレポート!

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衝撃の展開の数々でファンの度肝を抜いたアニメ『シュヴァルツェスマーケン』(以下、シュヴァケン)。放送が終了した今なお、多くの反響を呼んでいる。

そんな本作のイベント、「『シュヴァルツェスマーケンフェスト2016」が6月18日(土)舞浜アンフィシアターにて昼の部・夜の部、2公演で開催。メインキャスト陣が登壇し、ゲームコーナーや朗読劇、ライブコーナーなど盛りだくさんの内容が繰り広げられた。

本稿では、イベント昼の部の模様をレポートでお届けする。アニメでは絶対に見ることができない不良学園バトルコメディが展開した朗読劇や意外な事実が飛び出したキャストトークを最後まで楽しんでほしい。

<出演者>
・山本希望(アイリスディーナ・ベルンハルト役)
・田中美海(カティア・ヴァルトハイム役)
・南條愛乃(リィズ・ホーエンシュタイン役)
・安済知佳(アネット・ホーゼンフェルト役)
・安野希世乃(グレーテル・イェッケルン役)
・村瀬迪与(シルヴィア・クシャシンスカ)
・加藤英美里(ファム・ティ・ラン役)
・沼倉愛美(キルケ・シュタインホフ役)
・鷲崎 健(MC)

壮大なBGMが会場に流れると、突如として壇上に光線級BETAの着ぐるみが登場。劇中のように「シュピーン!」というSEに合わせて光線を放つ(実際は目が点滅だけで、会場からも笑い声が)。
そして、オープニング映像をきっかけにキャスト陣が登壇。お馴染みの“総員傾注”で敬礼をしてスタート!

まず最初に行われたのは「戦況報告」という『シュヴァケン』の名シーン振り返りコーナー。しかし、悲しいシーンばかりが登場していく。
加藤が選んだ「#9 Bパート、リィズとテオドールが戦った後のシーン」では、リィズのシリアス具合に会場もビックリ。ファムがないがしろにされている姿に加藤が抗議する場面も。続く南條も「#10 リィズの最期のシーン」をチョイスし、盛り上げるべきイベントでシリアスなシーンが続くことに……。加藤と南條は場を盛り上げるべく、鷲崎に提案されて可愛いポーズをとっていた。

名シーンを振り返ってみると、多くの謎を秘めた本作だけあって、キャスト陣からも疑問が沸き起こった。
そこで、シリーズ構成の樋口、戦術機演出の大河、ゲーム監督のタシロが登場し、実際に作品に対する疑問をぶつけることに。

まずは南條から特にこだわったシーンはどこかという質問が。樋口によると第2話の戦術機の発進シーンは、誰がここまでやれと言ったと思うほどのこだわりだそうだ。山本はなぜ巨乳ばかりが亡くなり、貧乳ばかりが生き残るのかといった、ファンも気になっている問題に直面!しかし、樋口からの原作どおりだからという回答が飛び出し、これには観客も笑いに包まれていた。

そしてここで、9月30日(金)に発売されるゲーム「シュヴァルツェスマーケン 殉教者たち」の新情報が公開に!
今回キービジュアルが初お披露目となり、そしてなんと、ゲームオリジナル要素として「カティア」「アイリスディーナ」「リィズ」の3ルートがあること、初回特典として内田弘樹書き下ろしの小説が付属することが発表される。ちなみに小説の主人公はキルケとのことで、この事実を知らなかった沼倉もビックリしていた。

ここからは朗読劇が展開。題して「激闘!シュヴァルツェス学園」。アニメのシリアス展開とは打って変わって、ドタバタ学園コメディが繰り広げられる。不良に占拠された女子高・シュヴェルツェス学園の廃校を阻止するために立ち上がるカティア……というトンデモ設定。

リィズ、アネット、キルケの3人で結成された不良軍団「シュタージ」の暴走、シルヴィアのパンチの効いた実況、愛する男を奪い合った因縁の相手アイリスディーナとリィズの水着でのキャットファイトなどなど、見どころが尽きない朗読劇には会場も大爆笑だった。(ちなみに、夜の部は「シュヴァルツェスラーメン道」というタイトルで別のストーリーが披露された)

南條は続いての準備があるため一度降壇し、ステージはお待ちかねのゲームコーナー「圧倒的な物量に立ち向かえ!たった7人の攻防戦!」へ。

圧倒的な物量で迫りくるBETAに対抗するように、キャスト陣も圧倒的な物量に立ち向かっていく。10問出題されるのだが、1問でも不正解になるとBETAの侵攻を許したとみなされ、一番足を引っ張った人が罰ゲームという厳しい展開に。

最後の「シンクロ級BEAT」ではBETA殲滅戦では同じ考えを持っているべき、ということで、2人1組で同じポーズをとってシンクロさせていく。山本と田中が「スナイパーのポーズ」を見事的中させる中、「シュヴァケンであった一番かわいいポーズ」「敵を威嚇する時のポーズ」など、これまた難題が続く。「シュヴァケンで一番強そうなBETAのポーズ」を加藤と沼倉が見事にシンクロさせるも、残念ながら罰ゲームへ。

罰ゲームはアニメ本編では絶対に言わないような甘~いセリフを披露するというもので、選ばれた山本は甘いというよりは笑いを誘う言葉で会場を沸かせていた。

ラストはもちろん、ライブコーナー。
fripSideの「1983-schwarzesmarken-」を皮切りに山本の「翼よ、暁を渡る誓いの中で。」、Zahre(ツェーレ)の「哀しみが時代を駆ける」で会場のボルテージを上げていき、期はfripSideが「white relation」「white forces」と2曲連続で披露し、大歓声が巻き起こった。

といったところでイベントは終了の時間へ。
アニメ『シュヴァケン』は現在Blu-rayが発売中、ゲーム「シュヴァルツェスマーケン 殉教者たち」の発売も9月30日(金)に控えている。これからも『シュヴァケン』から目が離せない。


●作品情報
TVアニメ『シュヴァルツェスマーケン』
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【STAFF】
原作:吉宗 鋼紀(ixtl/âge)
原作・シナリオ:内田弘樹(ファミ通文庫/KADOKAWAエンターブレイン刊)
キャラクター原案:CARNELIAN
監督:渡邊哲哉
シリーズ構成:樋口達人
キャラクターデザイン・総作画監督:原 修一
サブキャラクターデザイン:河野敏弥
メカニック・プロップデザイン:鈴木勘太
戦術機演出:大河広行
美術監督:針生勝文
色彩設計:のぼりはるこ
撮影監督:荒幡和也
編集:長谷川 舞
音響監督:本山 哲
音楽:Evan Call(Elements Garden)
3DCGI:サンジゲン
アニメーション制作:ixtl×LIDENFILMS

【CAST】
テオドール・エーベルバッハ:鈴村健一
カティア・ヴァルトハイム:田中美海
アイリスディーナ・ベルンハルト:山本希望
リィズ・ホーエンシュタイン:南條愛乃
グレーテル・イェッケルン:安野希世乃
アネット・ホーゼンフェルト:安済知佳
ファム・ティ・ラン:加藤英美里
シルヴィア・クシャシンスカ:村瀬迪与
ヴァルター・クリューガー:三宅健太
ベアトリクス・ブレーメ:田村ゆかり
ハインツ・アクスマン:成田 剣
キルケ・シュタインホフ:沼倉愛美
イングヒルト・ブロニコフスキー:福原香織

●リリース情報
PCゲーム
「シュヴァルツェスマーケン 殉教者たち」
9月30日発売
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シュヴァルツェスマーケン 4
【BD初回生産限定盤】
6月24日発売
品番:EYXA-10875/B 価格:¥7,000+税

<初回限定版特典>
・本編ディスク
・特典CD:オリジナルサウンドトラック

※描き下ろし特殊パッケージ仕様
※シュヴァルツェスマーケンビジュアルコレクション
※第666戦術機中隊活動報告書

© 吉宗鋼紀・ixtl / テレビ東京 / オルタネイティヴ第二計画

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