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2016.01.09
オーバーラップ文庫より刊行中の『灰と幻想のグリムガル』(原作=十文字 青、イラスト=白井鋭利)がTVアニメ化!いよいよ1月10日より順次放送開始となる。
『灰と幻想のグリムガル』は、主人公・ハルヒロが、特別な力も記憶すらももたずに迷い込んでしまった世界・グリムガルにおいて、“生きるために” 過酷な環境や仲間との絆に向き合っていく様を描いた青春群像×ファンタジー作品。
放送直前の中、メインキャストのアフレココメントが到着した。本作にかける、キャスト陣の熱い意気込みをぜひ感じてほしい。
また公式サイトでは、1月10日の初回放送終了後より、本作のキーとなるモンスター「ゴブリン」に視点を置いたスピンオフ4コマ漫画「旅ゴブ~灰と幻想のグリムガル異聞~」が連載スタート!「自由」を求めて旅に出た3匹のゴブリンのゆるくてぬるい日常の日々を、コミック版『灰と幻想のグリムガル』を執筆している奥橋睦先生が描く。グリムガルを生きるゴブリン達の生活にも注目だ。
<メインキャスト コメント>
①キャラクターを演じられての感想、作品の見どころ
②これからご覧になる方へメッセージ
細谷佳正(ハルヒロ役)
①(コメント時点ではまだ第一話のみしか収録していないので、)沢山の言葉が浮かんで来る訳ではないのですが、王道的なファンタジーではなく、ある日突然、グリムガルという世界に放り込まれた普通の人間が、設定のないサバイバル生活をしていくのが、とても面白いなと思いました。
攻撃をすれば相手は傷つき、空腹が過ぎれば飢え死に、闘いに負ければ報酬はなく、命のやり取りに負ければ未来はない。生きる為に必死にならざるを得ないグリムガルの世界で、何とか生きていこうとする「現代の」若者達のお話です。
日常で、自分の意思で動いていたつもりがいつの間にか受け身になり、周りの物事に追われ始め、流れに身を任せながら「何となく」生きてしまう瞬間が、おそらく誰にでもあると思います。
この作品は、普通の現代の若者達を普通ではない世界に置く事で、生きるとはどういう事かを問いかけていくような作品だと思いました。
②「このグリムガルの世界に呼びこまれたのがもしも自分だったら、どうなるのだろう?」
そんな事をぼんやりと想像ながらご覧頂いけたら、より楽しめるのかもしれないなと、
一話のアフレコを終えて思いました。
これから話数が進むにつれて様々な展開が起こりますので、ご期待のほどよろしくお願い致します!僕も物語の中で、ハルヒロとして一生懸命生きて行こうと思います。
吉野裕行(ランタ役)
①ランタはトラブルメーカーな予感もしますが。。。物語のいいスパイスになるといいなぁと思います
②作品の持つ温もりと、その世界の現実のシビアな部分、全部ひっくるめて楽しんでいただけたら嬉しいです。
島﨑信長(マナト役)
①原作小説とアニメの両方に言えることなのですが、”グリムガル”の世界観と言いますか、空気感・雰囲気がとっても素敵で、すぐに作品の世界に引き込まれてしまいました。
キャラクターたちは”グリムガル”の世界で、生き抜くために必死に足掻いていきます。決して英雄譚ではない、その世界で懸命に生きようとする等身大の姿がこの作品の見どころだと思います。
収録でも、キャラクターたちがその世界に生きているんだということが感じられて、とっても心が踊りました。僕が演じるマナトはみんなのリーダーであり、まとめ役で、気遣いができて行動力もある、とっても頼りになる男です。そんな一見完璧に見える彼が、迷って悩んで、考えて感じて、生き抜こうと足掻いていく姿を、全力で演じきりたいと思いました。
②原作ファンの皆様にも、アニメから見始める皆様にも、”グリムガル”の世界を、キャラクターたちを大好きになってもらえるような作品にするために、全力を尽くします。彼らの生き様を、どうか最後まで見守ってあげてください。
落合福嗣(モグゾー役)
①モグゾーを演じてまず思ったのは彼の大きさです。モグゾーは体が大きくて力持ち。
おっとりしていて口数もあまり多くはないですがパーティのメンバーを大きな壁となって守る大切なキャラクターだと思います。また料理が上手なので、作るのも食べるのも大好きな僕にとってすごく親近感のわくキャラクターです。
グリムガルという地に降り立ち、これからどんな試練や冒険が待っているのかと今からとてもわくわくしています。
②この作品は舞台がファンタジーな世界でありながらすごく現実的な所がいくつもある作品だと思います。なのでこの作品を通して「あーこれ分かる!」と共感できる部分を探してみるとより一層楽しめると思います。
また、モグゾーはこのグリムガルという世界に来たばかりでレベルでいう「1」の段階です。そうしたところは僕とすごく重なる所があってモグゾーと一緒にこれから成長していけたらいいなと思っているので、皆様よろしくおねがいします。
小松未可子(ユメ役)
①ユメちゃんは、ほんわか天然気味で関西弁風な言葉遣いをする女の子なので、あくまで関西弁ではないところを初回のアフレコでは気をつけました。
ファンタジーの中に存在するリアル、というところがこの作品のテーマの一つですが、今までに無かった視点からの考察に驚きが多く、とても惹き付けられました。
②当たり前のように遊んでいたゲームの中の世界がこんなにシビアだったとは…!
そんなファンタジーの世界へようこそ。どんな幻想の物語が繰り広げられるのか、楽しみにしていてください。
照井春佳(ユメ役)
①美しい映像と音楽の中で描かれるハルヒロたちの生々しい生き様…第一話のアフレコで、気付いたらこの世界の中に入り込んでしまっていたような感覚になりました。
繊細に紡がれる世界観の中で、シホルはとても繊細な感情を抱えています。動作や表情のひとつひとつから彼女なりの意思が伝わってくるので、私は等身大のシホルの声を届けられるよう想いを込めました。
②見てくださった方の心の中にするっと入り込むような作品です。美しくて、笑えるところもあって、でもそれだけじゃない。簡単なはずのことが簡単じゃない。「生きる」ということを改めて考えさせられました。
キャラクターひとりひとりの呼吸を傍で感じていただけると思います。原作ファンの方も、アニメではじめて見てくださる方も、グリムガルでしか味わえない独特の感覚をこれから一緒に感じていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
<第1話 あらすじ>
Episode.1「ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ」
薄暗い森の中、わずか2体のゴブリンを相手に苦戦を強いられている6人の少年少女がいた。盗賊のハルヒロ、暗黒騎士のランタ、神官のマナト、戦士のモグゾー、狩人のユメ、魔法使いのシホル。彼らには、ほんの数日前、暗闇の中で目覚めてからの記憶しかない。自分たちが、どうしてこの世界――『グリムガル』にいるのか、わけもわからないまま、彼らは見習い義勇兵として歩み始めた。ここで生きるために――。
●作品情報
TVアニメ『灰と幻想のグリムガル』
TOKYO MX 1月10日より 毎週日曜24:30~
BS11 1月15日より 毎週金曜23:30~
AT-X 1月10日より 毎週日曜24:30~
リピート放送 毎週月曜23:30~、毎週水曜15:30~、毎週土曜7:30~
ABC朝日放送でも、2016年1月より放送開始!
【STAFF】
原作:十文字 青(オーバーラップ文庫刊)
原作イラスト:白井鋭利
監督・脚本:中村亮介
キャラクターデザイン:細居美恵子
助監督:柴山智隆
キーアニメーター:浅賀和行、馬場 健
美術監督:金子英俊
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:五十嵐慎一
編集:肥田 文
音楽制作:東宝
制作:A-1 Pictures
【CAST】
ハルヒロ:細谷佳正
ランタ:吉野裕行
マナト:島﨑信長
モグゾー:落合福嗣
ユメ:小松未可子
シホル:照井春佳 他
<Introduction>
生きるって、簡単じゃない。
目が覚めると、ハルヒロは暗闇の中にいた。
ここがどこなのか、なぜここにいるのか、そしてどこから来たのかもわからないまま。
周りには自分と同じ境遇らしき数名の男女。
彼らとともに暗闇から踏み出した先には見たことのない世界、「グリムガル」が広がっていた……。
記憶も、お金も、特別な力も――、
何もない僕たちが手に入れた現実。
(C)2016十文字青・オーバーラップ/灰と幻想のグリムガル製作委員会
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