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2014.04.16
現在放送中のTVアニメ『一週間フレンズ。』が、放送に先駆けて3月29日に第1話の上映とキャストによるトークショーを開催。作品やキャラクターの魅力について語られたこのイベントの、オフィシャル・レポートが到着した。
【『一週間フレンズ。』完成披露先行試写会 オフィシャル・レポート】
TOKYO MXほかにて好評放送中の『一週間フレンズ。』が、その放送に先駆けて完成披露先行上映会として第1話の上映とキャストによるトークショーを、3月29日(土)TOHOシネマズ六本木ヒルズで行いました。
司会の吉田尚記アナウンサー(ニッポン放送)に呼び込まれ大きな拍手のなか登壇したのは、本作が初レギュラー作品で初主演となる長谷祐樹役の山谷祥生さんと、同じく本作品が初ヒロインとなる藤宮香織役の雨宮 天さん。こういったイベントのステージに“主演”という立場で上がるのは初めてということで少し緊張気味のおふたりに、早速作品やキャラクターについてお話しをお聞きしていくことに。
まずは原作を読んでの作品の印象について、山谷さんは「ハートフルな青春群像劇で、キャラクターたちの心の機微が細かく描かれているところが魅力的な作品だと思いました」と感想を話し、雨宮さんも「登場人物に悪い人がいなくて、なんて心のきれいな作品なんだろうと思いました。切なさだけじゃなく明るく楽しいところもたくさんあるので、いろいろな魅力が詰まった作品だと思います。心が洗われます」と笑顔でコメントしました。
ほか、作品のオーディションでは、事前の資料からどう演じるかを自分の声を録音して聞き、そこから修正してキャラクターに近づけていくという山谷さんが、長谷くんについては「さらっと読めたので、意外と自分に近いところが多いキャラクターなのではないかと感じています」と話しました。そして合格の知らせを聞いたときは、別の現場に居たため喜びを爆発させることができず、さらに信じられなかったため「自宅に帰って壁に何度か頭をぶつけて痛かったので『本当だ!』と感動して泣きそうになりました」とのエピソードを紹介し、会場を笑わせました。そして雨宮さんは原作を読んでいて「できればこの役がやりたいけど、いつもどおり受からないだろうな……」と不安に思いつつオーディションに挑んだことを明かし、原稿にあった微笑みながら涙を浮かべるシーンに「その塩梅が難しくて、もっと何かできただろうと考えながら帰りました」と振り返りました。そして合格の知らせを電話で聞いたときは思わず「えっ!?」と大声を出してしまうほどびっくりしたそうで「本当だったらどうしよう……」と当初は好きな作品に合格できた喜びよりも、不安の方が大きかったのだとか。
続けてキャラクターについて、山谷さんは「(自分は)とても緊張するタイプで、まっすぐに全力でやろうという姿勢でやっているのですが、そういったところは友達になってくださいと香織ちゃんにまっすぐに伝える長谷くんに近いかなと思います」と共通点を話し、雨宮さんも「本当に一生懸命ですよね(笑)。現場でいつもそう思っています」と同意し会場を笑わせました。そんな雨宮さんは第1話のなかでいろいろ表情が変わる香織を演じる際に「喜怒哀楽を前面に出し過ぎると、彼女の儚げな雰囲気がなくなってしまうので出し過ぎないようにしています」とコメントし、さらに「接し方についてもクラスメイトと長谷くんとで差を出す際に、別人にならないように気をつけています」と香織を演じる難しさを話しました。また「ものすごく人見知りで、人との距離感によって接し方が変わるところは香織に似ているかも」と、香織との共通点を挙げました。
桐生将吾役の細谷佳正さんからのビデオメッセージではキャラクターの紹介のほか、山谷さん、雨宮さんへ「イベント頑張ってね!」とエールが届けられるなど、仲のいい現場の雰囲気が垣間見られ、会場は笑いに包まれました。
最後に「今日は来ていただいてありがとうございます。1話を先行上映しましたが、オンエアの1話、そして2話3話と観続けていただけたらと思います。ありがとうございました」(山谷さん)、「初のヒロインということで最初の収録はものすごく緊張していたのですが、和気藹々とした雰囲気の現場で今は楽しく演じさせていただいています。これからも香織ちゃんと作品の繊細さと温かな雰囲気を大事に演じていきたいと思っています。登場人物が増えるとどんどんお話が面白くなっていきますので、引き続き観ていただけたらうれしいです。ありがとうございました」(雨宮さん)と会場のファンへメッセージを送り、イベントを締めくくりました。
■Blu-ray&DVD商品情報
『一週間フレンズ。』Blu-ray&DVD vol.1
2014年6月18日発売
[Blu-ray]¥6,800+税/TBR24281D
[DVD]¥5,800+税/TDV24287D
第1話・第2話収録
【初回生産限定特典】
●ミニサウンドトラックCD
アニメ『一週間フレンズ。』を彩る、音楽・戸田色音が手がけた劇伴を収録。
●特製ブックレット vol.1
「トモダチ対談」インタビュー:山谷祥生×雨宮 天、
原作・葉月抹茶によるフルカラー4コマ漫画等掲載。
●キャラクターデザイン山﨑絵里描き下ろし特製スリーブケース
【映像特典】
●「奏(かなで)」藤宮香織(CV:雨宮 天)『一週間フレンズ。』版ミュージックビデオ
●フルボイス「香織の日記」特別版(第2話)(各巻特典)
※アニメ公式サイトで一週間の期間限定で公開された「香織の日記」を、
映像と音楽で新たに編集した特別映像。各巻収録話分を収録。
●ノンクレジットOP&ED
●PV集 ほか
本編収録時間…各巻本編46分(2話収録)/カラー
【BD】1080p High Definition 16:9ワイドスクリーン/日本語リニアPCMステレオ/1層(BD25G)
【DVD】16:9LB/日本語リニアPCMステレオ/片面1層
■CDリリース情報
★「虹のかけら」/昆 夏美
2014年5月21日発売
(TVアニメ『一週間フレンズ。』OPテーマ)
価格:¥1,200+税
仕様:12cmシングルCD
品番:THCS-600036 TOHO animation RECORDS
発売・販売元:東宝
<収録曲>
1.虹のかけら(作詞&作曲:川嶋あい)
2.ギフト(作詞&作曲:宮崎 誠)
3.虹のかけら(Instrumental)
4.ギフト(Instrumental)
★「奏(かなで)」/藤宮香織(CV:雨宮 天)
2014年5月21日発売
(TVアニメ『一週間フレンズ。』EDテーマ)
作詞・作曲:大橋卓弥/常田真太郎
(C)2004 by AUGUSTA PUBLISHING LIMITED
価格:¥1,200+税
仕様:12cmシングルCD
品番:THCS-600037
発売・販売元:東宝
<収録曲>
1.奏(かなで)
2.奏(かなで)(instrumental) ほか ボーナストラック収録
(C)葉月抹茶/スクウェアエニックス・「一週間フレンズ。」製作委員会
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