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REPORT

2015.09.11

【『Wake Up, Girls! 続・劇場版 前後編』9月・12月公開記念 Wake Up, Girls! 全部見せちゃうぞ!】第3回 “Animelo Summer Live 2015”終演直後のメンバーに突撃!

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8月28日~30日にさいたまスーパーアリーナで開催されたアニソン界最大のフェス・イベント“Animelo Summer Live 2015 -THE GATE-”。その最終日8月30日の公演に出演したWake Up, Girls!にリスアニ編集部が密着!出演後にメンバーからのコメントもいただけた。

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●片山実波役・田中美海

 ──アニサマのステージを終えての気持ちを教えてください。

田中 たったいま終わったんですけど、とにかくやりきったー! という気持ちでいっぱいです。リフトでステージに上がっていくとき、アニサマに帰ってきたんだ……という気持ちと、ちゃんと歌えるかな、という不安が両方ありました。でも会場が緑に変わっていく様子を見て、ところどころにWUGのTシャツも見えて。皆さんの応援を受けていたら、楽しいという気持ちだけでやりきることができました。

 ──「私の声、聞こえていますか」という言葉がすごく印象的でした。

田中 「少女交響曲」を歌って、私の声が皆さんに届いて本当に良かったと思ったので言葉にしました。去年のアニサマでは私のマイクの調子が悪くて声が通らなかったので、私の叫びを届かせたいなと思って叫びました!

 ──アニサマ2日目は『暗殺教室』で出演しましたが、ステージに立った感じって違いましたか?

田中 『暗殺教室』としては初出演だったんですけど、なんだかすごくリラックスして出演できたんです。やっぱり去年、WUGとして出演した経験が大きかったんだと思います。去年は「わー、すごい、多い、きれい!」という感じだったのが、今年は客席を見て「帰ってきたんだ」と安心させてもらえる感じがあったんです。だから2日目のステージを経験した3日目は肩の力を抜いて、いい緊張感を持ってステージに立てたと思います。

 

●島田真夢役・吉岡茉祐

 ──アニサマのステージ、楽しそうでしたね!

吉岡 それが……あまり記憶がないんです(笑)。覚えている範囲でお話すると、去年と今年で大きく変わったなと思うのは、お客さんの表情がちゃんと見えたし、イヤモニを通して声が聞こえたことです。それで成長したなとかそういうことよりも、お客さんやワグナーさんが楽しんで、喜んでくれている姿をちゃんと感じて、確かめられたことがうれしかったです。

 ──「少女交響曲」と「タチアガレ!」を歌いましたが、パフォーマンスとしてやりきれましたか?

吉岡 「タチアガレ!」のソロのあとで、「みんなーアニサマ行くぞー!」と叫んだあとから記憶がないんです。とりあえず自分のソロは失敗できないし、誇りを持ってやっているので、そこをやりきったあとは私的に自由に楽しめる時間なんです。

 ──昨日のアニサマ2日目は客席からご覧になったそうですね。

吉岡 一番の目的は『暗殺教室』ステージに出演する美海と、先輩のi☆Risさんたちの応援でした。先輩はすごいな、美海も私たちといるときとは違う人みたいだけどキラキラしてるなと思って、仲間の違う一面が見られたのは良かったです。去年も私3日目を観させていただいたんですけど、見ている自分がほかのアーティストさんの歌やダンスから何かを学ぼう、勉強させてもらおうという探究心が増したなって思いました。

 

●林田藍里役・永野愛理

 ──ステージ以外のアニサマの裏側で何かエピソードはありますか?

永野 去年とは違う共演者さんも多くて、「あっあのアーティストさんがいる!」みたいな驚きの連続で、新鮮でした。Kalafinaさんを目の前で見られるなんて…! 最後の曲のリハーサルでは一緒に歌わせていただくので、美海が緊張と感激で真っ赤になってました。7人それぞれに憧れのアーティストさんがいるので、今も香耶がモニターでJO☆STARSの皆さんのパフォーマンスにかじりついてます。自分たちがパフォーマンスするだけじゃなくて、時間を見つけてはモニターやステージ袖に走って行って、ほかのアーティストさんと一緒に夏を楽しんでいる感じがアニサマだなって思いました。

 ──アニサマのステージを終えての気持ちを教えて下さい。

永野 去年マイクトラブルがあって、今年はスタッフさんたちが万全に準備をしてくださっているのはわかっていたんですけど、何かがあったときにちゃんと対応できるように、もしリフターがちゃんと上がらなかったときはここからこうやって始めようとか、相談して心の準備を色々してステージに立ちました。でも何事もなくステージをやりきることができて、美海の声がきちんと届いて、本当に良かったです。今年はアニサマをみんなが笑顔で終えることができて、私はそのことがうれしくって。ステージに上がって緑のサイリウムを見たときだけはうるうるしましたけど、それ以外は「楽しい」記憶しかないアニサマでした。

 ──皆さん本当にいい顔をしてしました。

永野 本当ですか? でも本当に楽しくて、ステージが終わっても思わずスキップしてしまうぐらいだったんです。ステージをやり終えた余韻が楽しめたのも初めての経験で、みんなが笑顔で終われたのが一番の思い出です。楽しかったです!

 

●久海菜々美役・山下七海

 ──昨日のアニサマ2日目は客席からご覧になったそうですね。

山下 やっぱりステージが大きくて、会場も広いのを目の当たりにして、私たちほんとに明日ここに立つのかな? と疑問に思ってしまうほどでした。アーティストさんたちの歌声にも圧倒されてしまって、昨日の夜は「このステージに見合うパフォーマンスをしないといけない」ということばかり考えていました。でも意外に(手を打つ)! 昨夜はすんなり眠れました。

 ──すごいなと思ったアーティストさんはいましたか?

山下 たくさんいすぎて! でも私ChouChoさんの大ファンなので、ChouChoさんが出てきたときはふわー! って叫びました。「優しさの理由」を歌ってくれたので、キラキラしてるChouChoさんを観ながら私も歌ってました。

 ──アニサマのステージを終えての気持ちを教えて下さい。

山下 ほっとしました! 今年の夏はライブツアーがあったりとっても長くて、締めくくりのアニサマをちゃんとやりきることができて、無事に夏が終わった安心感がすごかったです。よかったなと思います。

 ──ツアー後心に穴が空いたようだと言ってましたが、埋まりましたか?

山下 埋まっちゃった埋まっちゃった! もう全部頭をアニサマに頭を切り替えて頑張ってきたので、今は満足感でいっぱいです!

 ──今日のステージで印象に残ったことを教えて下さい。

山下 リフトでステージに上がると、会場いっぱいの緑のサイリウムが見えて。去年と同じ景色のはずなんですけど、今年は硬くなるんじゃない、いい緊張感があったせいか、もっと鮮やかに見えました。WUGってこんなに応援してもらえてるんだということを再確認して、気合を入れ直してステージに立ちました!

 

●菊間夏夜役・奥野香耶

 ──ステージ以外のアニサマの裏側で何かエピソードはありますか?

奥野 「少女交響曲」の始まりで「ちゃっちゃっちゃちゃ、カッ」って揃えて踊り始めるところがうまくできるかなって心配がすごく大きかったんです。ポップアップとのタイミングの揃え方とかを事前にすごく相談していました。

 ──アニサマのステージを終えての感想を教えて下さい。

奥野 去年のアニサマは本当に緊張が大きくて、喉もカラッカラで、記憶もあまり細かいところまで残ってないんです。細かい記憶じゃなくて、「すごく楽しかった!」という印象だけ残っている感じで。だから今年はちゃんと全部覚えていようと思って臨みました。サイリウムがすごくきれいで、イヤモニごしに皆さんの声が聴こえるんです。お客さんの歓声もなんだかパワーアップしているように感じました。今回はセンターステージも使えたので、走って行くのもとっても楽しかったです。それでダンスもいつもと違って移動とかも入っていたんですが、うまく行って良かったです。

 ──『ジョジョの奇妙な冒険』ファンの奥野さんですが、先ほどJO☆STARSの皆さんのステージを観ていましたね。

奥野 もうヤバイ! 最高でした! でも私は「その血の運命」が一番大好きなんですけど、ちょっと席を外していたら「その血の運命」のステージは終わっていたのがすごく悔しかったです! 私の兄も『ジョジョ』好きなので、兄に「今ジョジョ」ステージやってるよ! って報告したらうらやましがられました。直接CDもいただいてしまったので、家に帰ってたくさん聴きたいと思います!

 

●岡本未夕役・高木美佑

 ──昨日のアニサマ2日目は客席からご覧になったそうですね。

高木 よっぴーとふたりで通してずっと観てました! 本当にいちファンとして楽しませてもらって、自分が知らなかった曲でもアーティストさんの魅力に見とれてしまって、ホテルでよっぴーと大騒ぎしながら曲を探して聴いていました。いろんな発見があって、本当にアニサマが素敵なライブだと再確認しました。サイリウムを振ったり、素敵すぎて頭を抱えたりしながらすっかり楽しんでしまいました。

 ──特にこれはヤバイと思ったアーティストさんは?

高木 蒼井翔太さんが歌っているときに、ウィスパーボイスになるのがふわーっとなって、2.5次元かな、FF(ファイナルファンタジー)かなってなりました(笑)。

 ──アニサマのステージを終えての感想を教えてください。

高木 去年より全然落ち着いていて、周りの風景とかも見ることができていました。自分たちが「Wake Up, Girls!」としてやってきたことがちゃんと出せたと思うので、すごく達成感があります。あとはやっと終わったという解放感がすごいです!

 ──ステージではすごく楽しそうでした。

高木 楽しかったです〜! オープニングの映像で「がんばっぺ! Wake Up, Girls!」みたいな台詞があるんですけど、それを客席の皆さんが一緒に言ってくださっているのが聞こえてきて、うわぁ、みんな歓迎してくれてるんだぁと思って、感激しながらステージに上がりました。

 ──大勢のお客さんがもうすぐ公開の劇場版『Wake Up, Girls! 青春の影』も観に来てくれるといいですね。

高木 観に来てもらえたらうれしいです! 私が昨日アニサマを客席から観て、この作品やアーティストさんの歌を観たり聴いたりしてみたいと思ったので、同じように感じてくださる方が少しでもたくさんいたらうれしいと思います!

 

七瀬佳乃役・青山吉能

 ──昨日のアニサマ2日目は客席からご覧になったそうですね。

青山 もう、観ました! 観ました(身を乗り出しながら)! コラボがすごく魅力的で、開幕でのスフィアさんとfripSideさんの「ハッピー☆マテリアル」とか俺得すぎて…! あとは私が大好きなi☆Risさんが出演されるということで、先輩なんですけどいちファンとして観て感極まって大号泣してしまいました。アニサマのいいところって、そのときは自分が知らない作品や曲であってもすごくいい曲だなって思える出会いがたくさんあって、昨日だと佐々木恵梨さんと今井麻美さんが歌われていた『プラスチックメモリーズ』の曲には初めて触れたんですね。すごく心惹かれちゃって、2日目が終わってから早速作品や楽曲について調べちゃいました。最高でした。アニサマ最高!

 ──出演者として参加した今日のアニサマはどうでしたか?

青山 去年は美海の声がマイクに乗らなかったのもあって、今年は7人の歌声を届けるぞという気持ちを強く持ってステージに臨みました。アニサマ、さいたまスーパーアリーナってでっかいステージで、この7人がWUGなんだというものを見せることができて、なんだろう。新しいスタートラインにようやく立てたような気がしました。今年は本当に楽しかったです。

 ──SSAのセンターステージは今年が初めてだと思います。あそこに立ってのソロ・パートはどうでしたか?

青山 あー、もう。なんかー。センターステージに向かって花道を走って行く自分にまずびっくりしました。私さいたまスーパーアリーナ走ってるよってことにびっくりして。歌って、美海とデュオがあり、ソロがあり……。そのソロは……最高、の一言につきます。私、WUGで良かったなぁと死ぬほど思いました。私が生まれてWUGでリーダーでソロ・パートをもらって、神前 暁さんが生まれて、山本監督が生まれて、すべての奇跡が集まったアニサマでした。ああ最高(拍手)。

 ──2年目のアニサマを終えた先に向けて、リーダーとして一言お願いします。

青山 客席で観ていて、トロッコっていいなーと思いました! 私たちまだあれに乗ってないので、いつか乗りたいなと思います。そしてまた戻ってこれたら、メドレーがやりたいです。「タチアガレ!」をやって、「少女交響曲」をやって、まだ私たちが知らない新曲を歌って。WUGの歴史をアニサマで披露するステージができるように頑張って、またアニサマに出たいと思います。

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Photography&Text By 中里キリ


●リリース情報
劇場版Wake Up, Girls!青春の影 主題歌 少女交響曲
少女交響曲
8月26日発売
【CD+DVD】
sp-1509112100-001-c010

価格:¥ 1,800+税

【CD】
sp-1509112100-001-c009

価格:¥1,200+税
<CD>
1.少女交響曲
2.素顔でKISS ME
3.少女交響曲 (Instrumental)
4.素顔でKISS ME (Instrumental)
<DVD>
少女交響曲 MV

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