INTERVIEW
2014.08.22
現在全国47都道府県ライブハウスツアー「KOTOKO 10th Anniversary Live Tour “47 ARCH”~駆け回り食べまくり!NEO~」を開催中のKOTOKOさん。「リスアニ!」が誇るマスコット・アニーちゃん密着のもと、ライブ開催地で見つけた“ARCH”集めにもチャレンジしています。
今回はそんなツアーのこれまでを、7月にリリースされたニュー・シングル「TOUGH INTENTION」と絡めて振り返っていただきました!
――アーチを集めているということですが。
KOTOKO アーチに敏感になってて、今来るときも東京タワー見て「あっ、アーチだ!」ってすごい反応しちゃいました(笑)。
――だんだん丸かったらなんでもアーチみたいになってきてますよね(笑)。
KOTOKO OKかなぐらいだったらもうアーチと認めてます(笑)。メンバーさんもすごく協力してくれて、「アーチあったよ!」とかって言ってくれてほんとすごいですよ。車で移動してても「あ!ほら、あそこ!アーチ! アーチ!」とか教えてくれて大変な騒ぎです。
――このペースだと最終的には500アーチぐらいになりそうですね。
KOTOKO 最終的にはなりますよね。一番大きい空に架かる本物の虹をどこかで撮りたいんですよ。でもね、岐阜の噴水でちっちゃい虹が見えたんですよ!今のところ天然アーチはそれだけで、岐阜はかなりアーチ天国でしたね。
――これはあとで集計してもっともアーチが多い県とか調べたら面白いですね。
KOTOKO はい!最初はそれも企画のうちに入れよう思ったんですが、長く居れる県と素通りの県もあるのでかわいそうな県もあるでしょうね(笑)。夜中に着いて、ライブが終わったらすぐ次の県へ移動しちゃうみたいな県もあるので。
――虹しかり、季節もののアーチもありそうですし。
KOTOKO 冬になったらかまくらとか(笑)。撮れない県とかは八木さんに手伝ってもらって、人間アーチでも作ってもらおうかなと(笑)。
――現在「KOTOKO 10th Anniversary Live Tour “47 ARCH”~駆け回り食べまくり!NEO~」が進行中ですが、食べてますか(笑)?
KOTOKO 食べてますねー!(笑)。2006年のときほど馬鹿食いはしてないですけど、地方に行ってちょっとしかない時間でその土地を楽しもうってなったらどうしても食に走っちゃいますね。
――食べ物からもファンからも土地のパワーをもらって、じっくり1年かけて日本全国ですからね。来年春にどうなっているのかとても楽しみです。
KOTOKO 楽しみですねー。私の体以外のところが育っていてほしいです(笑)。今言えることは、確実にお立ち台からのジャンプの高さが変わっています!東京のときはちょっと遠慮してたんですが、今本当に天井につくんじゃないかってくらいジャンプしていて(笑)。
――京都あたりでは天井触ってるかもしれないですね(笑)。また海外でのステージもあるということですが、いかがですか?
KOTOKO そうなんです。今年は海外ものも重なっちゃって移動が半端ないですね。ちょうど10周年のときにこういう機会がいっぱいあるのは本当にうれしいです。オランダなんかは初めてでどうなるのかと思ったんですけど、近隣の国からも集まってくれたみたいで、「こんなに知っててくれるんだ!」っていうことを今年改めて見れてよかったです。
――今年はそうやって積み上げたものを見せていく集大成の一年になってますね。
KOTOKO 積み上げながらも進化して、歩いていっている姿を目の当たりにしてもらっている一年間って感じがしますよね!10周年を迎えてツアーをやるにあたって、今までの活動のことやこれからのことを人から聞かれたり考えたりする機会が多かったんですが、やっぱり今年やっていることが、私の生きがいなんだなぁって実感しました。そのうえで活動できているので、たぶんこの先もファンのみんなと触れあうなかで、こんな楽曲作りたいな、あんな楽曲作りたいなってイメージを湧かせて、その繋がりのなかで、ずっと音楽活動を続けていくんじゃないかなっていうのをすごく感じていますね。
――一旦振り返ったあとに、今また前に進んでいるんですね。
KOTOKO そうですね。だから、ここがゴールじゃなくて、この先の10年間をどうしようっていうことを考えながらツアーを回っています。いろいろ試行錯誤しながらですしね。今回はまず感謝の気持ちを伝えるということが第一なんですけど、それと同時に、これからもよろしくね、みたいなこともありつつ。今後の活動に繋げるために、まだまだ成長も必要だなっていうところも見つけつつ、今年一年はやっていきたいです。
――イベントのお話もありましたが、新曲の「TOUGH INTENTION」は、また現在開催中のツアーにも直結する曲ですね。
KOTOKO そうですね、レコーディングのときもライブでこうなるといいなっていうイメージもありつつでした。イメージ通りに歌えましたね。みんなにこうしてほしいという部分も、うちのファンはできたファンなので、発売前にライブで初公開したときにちょっと言ったらもう全部できるっていう(笑)。素晴らしいファンの皆さんでした!本当にイメージどおりで、初公開の名古屋をビデオに撮ったんですけど、みんながちゃんとコール&レスポンスしてくれるのを見てうれしくてニヤニヤしてる私の姿がビデオに残ってました(笑)。
――できたファンですね!(笑)。
KOTOKO 今まで発売前にライブでやって、盛り上がって発売という流れはなかったので、こういうのってすごくいいなって思いました。ライブバンドみたいに、リリースものとライブが直結してきたなというか、ライブでやっている曲をリリースしていくってぐらいふたつが近いものになってきていて、より近くなっていくと私にとってはすごくうれしいことですね。
――ここ最近のライブもけっこうタフな現場が続いておりましたが、その流れのなかでもこの楽曲はハマっていますね。
KOTOKO これでもかってぐらい大変ですね!今までは「Light My Fire」で出しきる感じだったんですけど、これからは「もう1曲あるよ!」ってことになっていくので。ライブ時間が長くてスタッフさんをヤキモキさせちゃってるかもしれないですけど(笑)、たっぷり歌ってしまいますね。
――次に「ARCH」についてですが、こちらはまさにツアーのテーマソングですね。言葉として思い浮かんだきっかけは?
KOTOKO ツアータイトルを考えるときに何個も案があって、記念ライブというのもあるのでシンプルなものがいいなと考えたときに、私がいろいろなところに飛んでいくというイメージがあって、その放物線が「ARCH」だなと思ったんですよ。幸せの虹を架けるとかよく言いますけれども、私が飛んでいくことで虹がかかって、その虹がどんどん繋がっていくっていうイメージから来ています。
――なるほど!そうしてツアータイトルが決まったあとに同タイトルの曲を書こうという形だったんでしょうか?
KOTOKO そうです、本当はツアーの頭に用意できたら歌おうかなって思っていて、本当は楽曲も出来ていたんです。ただちょっと発売がずれこんじゃったので歌えなかったんですが、実は詞の一節が、先行してツアーパンフレットの手書きメッセージに書かれていたりします。
■CDリリース情報
KOTOKO「TOUGH INTENTION」
発売中
【初回限定盤(CD+DVD)】
価格:1,800円+税
品番:1000505159
【通常盤(CD)】
価格:1,200円+税
品番:1000505210
<収録曲>
1.TOUGH INTENTION(TVアニメ『白銀の意思 アルジェヴォルン』OPテーマ)
作詞:KOTOKO 作曲・編曲:宮田リョウ
2.ARCH
作詞・作曲:KOTOKO 編曲:中沢伴行
3.TOUGH INTENTION(instrumental)
4.ARCH(instrumental)
<特典DVD内容>
・「TOUGH INTENTION」MUSIC VIDEO
・MV Making Movie
・TV-SPOT
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