INTERVIEW
2014.07.18
第7回、スタートです♪
――6月は時期的に雨が多くて気持ちが沈みがちですが、第7回も元気にいきましょう。
北川 じゃあいきますか！ えーと選曲の理由は……。
藤村 早い！もう説明しなくてもわかりますから！（笑）。
――えらく張り切ってますね（笑）。じゃあ先行の北川さんの選曲、Fonogenicoの「6月の絵画」、もうセレクト理由は聞くまでもありませんが、これはいつごろの曲なんですか？
北川 これはいつぐらいだったっけ……、ちょっと僕の選曲リストの中に「Reason」って曲が入ってるんで流してもらっていいですか？
藤村 あっ、好き！これめっちゃ好きな曲です！
――「6月の絵画」は2007年、「Reason」は2006年ですね。これはどういった理由で？
北川 「6月の絵画」を今月の曲として持ってきたんですけど、このFonogenicoっていうのがどういう人たちかっていうのを説明するためにいちばん有名な曲をいま聴いてもらってるんですけど、この曲が……。
藤村 『XXXHOLiC』のEDテーマだったんですよ！ だから前回あんなにに食い付いてたんですね！
――なるほど！すごいですね、まさか月をまたいで伏線が回収されるとは。
藤村 ようやく共通点が（笑）。
北川 CLAMP先生の作品ということで『XXXHOLiC』を見てたら、EDが全然知らないアーティストだったんですけど、この曲があまりに良すぎて、すぐにCDを買ってライブも見に行って「すごく曲が好きでファンになりました」って会いに行ったんですよ。それで友達になって、でもそのあとFonogenicoとしての活動は終わっちゃったんですけど、ボーカルの高山奈帆子ちゃんのソロをプロデュースすることになったりと繋がりは残ってて。いろいろあってこの曲が本当に大好きで。
藤村 私もこの曲大好きです！
北川 なので推し曲は「6月の絵画」なんですけど、解説として「Reason」を。まあ話が繋がったからあとはもう大丈夫です（笑）。
――ひとりでやりきった顔しないでくださいよ！今日言いたいこと全部言いきった感じで（笑）。
北川 たどりついたなと。ちょっとうれしい（笑）。
藤村 私もうれしいですよ。
――よかった、ボーダーズが不仲にならずに済んで（笑）。さて、じゃあ後攻の藤村さんお願いしますよ。
藤村 なんか私いつも出しづらい状況なんですけど！
――ただいま北川さんはお店のメニューを見はじめております（笑）。
藤村 ほら北川さん！もう曲流しますよ！アニメとは関係のない曲なんですが、パスピエさんの「気象予報士の憂鬱」という曲です。
――ちなみにこれはどういった理由で？
藤村 6月といえば梅雨ですよね。「明日晴れるかな」っていう内容の歌詞なので、雨の曲かなと。
北川 まあ僕らがこの店に来るときはだいたい雨降ってるしね。
――上手いこと言いましたね。それにしてもこれはかなり最近の曲ですね。
藤村 そうですね。『ONOMIMONO』っていうアルバムに入ってる曲です。最初はゆっくり始まるるんですけど、途中で楽しい感じになっていくんです。だから雨が降っていても楽しい気分になれるなって。
――真っ当な理由ですよ。コーナー趣旨をいちばん理解してくれた選出ですよ北川さん。
北川 僕だって6月ってちゃんと入ってますよ。なんならこの調子だと9月は「September」流しますよ（笑）。
――そうなったらこっちは逆に北川さんの選曲を予想する方向で戦いますよ（笑）。パスピエを聴きはじめたきっかけっていうのは曲からですか？
藤村 1stアルバムの『わたし開花したわ』を聴いて好きになって、ライブを見に行ったらもっと好きになりました。
――なるほど。北川さんは聴いてみてどうですか？
北川 はい、あの、勉強します（笑）。
――わはははは！ボーダーズなのにな！
藤村 ほんとにな！
北川 今日の僕はもうとても満足しているんです。
藤村 さっきので満足しきっちゃった（笑）。
――これは北川さんを後攻にするべきでしたね（笑）。
藤村 いやでも我先にって感じだったし。俺が俺がみたいになってたから（笑）。
北川 もう『XXXHOLiC』の話がしたくて仕方なかった。
藤村 欲望に忠実すぎる！
――こんな感じで初夏までのお話をお聞きしてきましたが、次回からは夏真っ盛りの話になります。あの、先に言っておきますけど……お互いに自分のアルバムを持ってこないでくださいね！
藤村 ダメかー（笑）。
――せーので出したらふたりとも『SUMMER VACATION』なんてことにならないようにお願いしますよ！
北川 『SUMMER VACATION』の中から違う曲選べばいけるんじゃない？
藤村 いけるかなぁ？（笑）。
（次回につづく・・・）
本日のおすすめCD♪
Fonogenico「6月の絵画」
2007.5.23リリース
『オレンジの砂』収録
BVCR-19082
バスピエ「気象予報士の憂鬱」
2012.6.27リリース
『ONOMIMONO』収録
WPCL-11100
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