REPORT
2016.05.07
5月3日~5日、徳島で開催中のマチ★アソビvol.16にて4日、『Wake Up, Girls!』のステージイベントが行なわれ、 島田真夢役の吉岡茉祐、久海菜々美役の山下七海、菊間夏夜役の奥野香耶、七瀬佳乃役の青山吉能、岡本未夕役の高木美佑が登場、司会はエイベックスの田中宏幸プロデューサーが担当した。
普段のステージではWUGのステージ衣装姿が多いだけに、夏らしい私服姿の5人が見られるのは新鮮だ。スポーティなジーンズ姿の高木がかっこいい。青山が今日の衣裳に気合を入れてきたことをアピールしたり、(私服がダサいとネタにされることが多かった)吉岡が今日は全身衣裳だからダサくないと主張したりもあった。このトークショーにはWUGメンバー7人中5人が参加したが、雨女疑惑のある(片山実波役の)田中美海が一足先に帰京した途端にピーカンに晴れた、といった話題でも盛り上がっていた。
この夏には千葉、大阪、新潟、仙台、沖縄、福岡、東京と七会場十四公演の3rdライブツアーを行なうWUG。会場に挙手アンケートを行なったところ、ツアーに行くことを決めている観客は半分ぐらい。メンバーは最寄りの大阪公演に是非来てほしいと熱烈アピールしていた。気になるライブの内容について、田中プロデューサーからは「止まらない未来(I-1club楽曲)」や「レザレクション(ネクストストーム楽曲)」のような他のユニット楽曲もあるし、新曲も作っているし……といった情報がさらりと提示され、客席以上にメンバーがびっくりしていた。田中プロデューサーによれば、今度のライブはこれまでのWUGの歴史と流れを振り返りながら、新しい挑戦もしていくライブになるとのことだ。
メンバーからのライブに対する要望では、青山から「光塚歌劇団は?」と、吉岡と青山に似たあのスタアの登場を望む声も。ライブでは毎回ライブ前のメンバーによる影ナレを書き下ろしている吉岡は、今着々と準備を進めているとのことだ。
昨年夏に開催された2ndライブの振り返りトークでは、高木が自身がセンターを務めたユニット曲「セブンティーンクライシス」への思い入れを語り、青山も「セブンティーンクライシス」のステージを絶賛していた。また、2ndライブでメンバーが扮した「I-2 club」「I-3club」の話題になると、急遽奥野が少年っぽい性格の「渚カヤ」の演技を即興で見せることに。メンバー同士の無茶振りの結果、山下も中二病キャラの「鬼龍院ナナミ」に変身すると、山下と奥野が2人揃って中二病ポーズを披露する一幕もあった。あいかわらずちょっとキャラがぶれている山下は(徳島は地元なので)もし友達とか見てたらどうしよう……と恥ずかしがっていたのだった。
ステージを終えた高木は、晴天に感謝しながら今年の夏ツアーも熱く盛り上がれたら、と意気込みを語った。山下は後ろの方までぎっしりの客席に感謝しながら、地元徳島のステージにまた立ちたいと語っていた。吉岡は3rdツアーでも影ナレ前説の作家としていろいろと書き下ろすことに再びふれると、是非遅刻せずに各会場の違いを感じてほしいと頼んでいた。奥野は今年のツアーもきっと新しいWUGが見られると思うと予告。締めは青山が、今までのツアーで見つけた課題を乗り越えることで、もっと良い熱いツアーを作っていくと力強く、リーダーらしく宣言していた。
イベントのラストは、客席はもちろん、新町川を挟んで見物している地元住人までも巻き込んでの「行くぞ、がんばっぺ! Wake Up, Girls!」コールで締めくくったのだった。
Photography&Text by 中里キリ
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