INTERVIEW
2016.04.29
2年ぶりの3rdアルバム『Follow My Tracks』をリリースするやなぎなぎ。旅をテーマにした今回のアルバムは新曲をたくさん詰め込んだやなぎなぎらしいコンセプチュアルなアルバムになっている。一方でアルバム制作・曲作りの面で大きな変化があったという彼女に話を聞いた。
――3月には”ANIMAX CARNIVAL MALAYSIA 2016″でクアラルンプールに行ったり、日本でも”J-WAVE SPARK LIVE”で対バンライブがあったりと、このところライブワークが増えてきましたね。
やなぎなぎ 去年10月に”color palette”という色をテーマにしたコンセプチュアルなワンマン・ライブをやったりもしているので、ライブの数自体はデビューしてからたくさん増えてきました。曲を作るにあたってもライブを意識することがすごく増えましたね。
――今回アルバムは”旅”をテーマにしているということですけど直近のマレーシアはいかがでしたか?
やなぎなぎ 去年ペナン島の方には行ったんですけど、クアラルンプール、いわゆる「ザ・マレーシアの街」というのは初めてで。でも人も親切ですし、一年に一回くらいしか行けないことですごく盛り上がってくれたり、日本語を覚えて直接感想を言ってくださる方も多くかったりして、すごくいい所でした。ちょっと暑かったですけどね(笑)。
――今回アルバムタイトルを『Follow My Tracks』と銘打って”旅”をテーマにしたということですが、最初の発想はどこから生まれたんでしょうか?
やなぎなぎ 私自身旅行が好きで、海外とかいろんなところに暇があったら行くんです。自分の中で旅に出発するときの楽しさやワクワク感、反対に「どこにも行けてないけどこういうところに行きたいな」という願望とか、旅に関する想いを1枚のパッケージに詰め込んだら面白いものができるんじゃないかというところから制作をスタートしてます。
――パッケージも旅らしいスーツケースな見た目でかわいいですね。
やなぎなぎ 今回パッケージや特典も旅に特化していて凝っています。このパッケージ自体は見た目どおりスーツケースっぽく開くようになっていて、中に入ってるのが地図柄のデジパックやパスポート型のブックレットだったりとか、ステッカーも入ってて好きに貼ってスーツケースをデコレートしてもらえればと(笑)。デジタルじゃない、パッケージの良さが感じとれるように凝ってみました。
――リードトラックはアルバムと同名の「Follow My Tracks」ですが、タイトル名を付けるうえで込めた想いは?
やなぎなぎ タイトルが「足跡をたどって」ということで、いろんなところを巡って旅しますよという意味合いなんですが、イントロとして作ったこの曲も静かなところから激しく賑やかにどんどん変わっていくインスト曲になっています。セクションごとにノイズが入っていて、聴こえる度に景色が変わるようなイメージで聴いてもらえたらいいなと。
――今回アルバム新曲の多い構成ですが、逆に「春擬き」や「オラリオン」といったシングル曲を置く場所はどのように決めたんでしょう?
やなぎなぎ 「春擬き」を作ったときはアルバムのことは全然考えて無かったんですけど、一番最初に”探しに行くんだ”ってフレーズが来てて、今にして思うとこの曲の時点から心は旅モードに入ってるなと(笑)。スタートダッシュに相応しい曲でもあるので、文句なくここに決まりました。すごく悩んだのが「オラリオン」。この曲は1曲の中の世界観が既に出来上がっていて、どこに配置すればまとまるか困ったんです。
――1曲の中でも構成がガラっと変わるドラマチックな曲ですからね(笑)。
やなぎなぎ だから真ん中に持ってきて、前半は「日常の中にあるちょっとした旅」、後半は「ちょっと非日常に出かける旅」という流れで、スイッチ切り替えとして置けばハマるんじゃないかということで真ん中になりました。「カザキリ」は元々終盤のイメージだったんですが、そのあとの2曲がクライマックスのイメージだったので、ここで畳みかけられるこの曲を置いています。
“日常の中にあるちょっとした旅”へと誘う前半部分
――そう考えるとかなり緻密な構成が既存曲にもハマってますね。それでは新録の楽曲について一曲ずつお聞きしたいんですが、今回は多彩な共同制作者それぞれの味も面白いですね。M3「キャメルバックの街」は女性シンガーソングライターのコレサワさんですが、どんな経緯でオファーしたんですか?
やなぎなぎ コレサワさんに初めて会ったのは私のラジオにゲストで来てくれたときで、お話をうかがったときにすごい面白い発想をする方だなと思って(笑)。「お洗濯が好き」って言うんですけど「何でですか?」って聞いたら「洗濯をする際にひとつの衣類に対してあの洗剤であの洗濯機のメニューを使ってと考えるのが面白いんだ」と。「洗濯に対してそんなに考えたことなかったぞ!?」と思って面白い考え方をする人だったので、いつか曲をお願いしたいなと考えていたんです。この曲のイメージが上京した女の子のとまどいとワクワク感だったので、それをするなら女性視点がいいとコレサワさんにお願いしました。
――イメージをある程度作った状態からお願いしたんですね。レコーディングはいかがでしたか?
やなぎなぎ コレサワさんに立ち会っていただいたんですけど、やっぱり色々細かく新しいアイディアを入れていただいたりして楽しかったです。2サビの後に溜息が入ってるんですけど、「目が回ってる感じを入れたいのでやってみましょう」とか言ってくれたりとか。お互い同じところから東京に来たので、そういうところでも親近感がありましたね。
――「rooter’s song」は編曲に流歌さんを招いての元気な楽曲ですね。
やなぎなぎ 流歌さんは昔から仲の良い音楽仲間さんで、むしろ一緒にゲームしてる時間の方が長いくらいなんですけど、一応彼も音楽家なので今回もお願いしました。前に一緒に作った「You can count on me」は、お客さんと一緒にライブで盛り上がる曲を作りたいと向こうが言ってくれたんですが、今度は私の方からアルバムでお客さんたちと一緒に盛り上がれる曲を作りたいとお願いして、にぎやかにアレンジしてもらいました。
――いろんな音が入って確かにかなりにぎやかです。タイトルの意味合いは?
やなぎなぎ 3rdアルバムなので遊び心全開の曲を入れたいなと思って、チアガールっぽい歌詞が思い浮かびました。舞台上の演出のイメージも湧きやすいですし。でも作る内に誰かを応援したりするんじゃなくて、私自身を応援する曲を作ろうという方向にシフトしていきました(笑)。もちろん受け取る人によって自分に当てはめて応援する曲になるといいなと思いますし、ライブではレスポンスとかもやってもらえるとうれしいですね。
――M5「パラレルエレベーター」はマニュアル・オブ・エラーズの谷口さん作・編曲で、楽器からSEからいろんな音が詰まっていますが、曲が作られる経緯はどんなものでしたか?
やなぎなぎ 今までアルバムを作るときに谷口さんサイドからなんどか提案していただいた曲が元々あって、その中にこの曲があったんです。すごくかわいい曲なので、「いつか使わせてください!」って言っていたのがこのアルバムでやっとかなった形です。
――まさにかわいくて、歌詞も楽しげな妄想の旅を描いてますね。
やなぎなぎ 実はどこにも行けてない曲です(笑)。曲からの発想だったんですが、目覚ましのSEやおもちゃの音とか、口笛もデモから入っててすごくかわいかったので、女性らしい曲にしたいなと考えました。平凡な日常を過ごすOLさんが妄想しながら仕事に勤しむみたいな……最後には目覚ましの音がキーになってて、ちょっとだけ早起きできていい気分で出かけられるようになるっていう希望も含ませています。
――聴いていて、いろいろな音を入れていく現場がすごく楽しそうだなと思いました。
やなぎなぎ 私もシロフォンを叩かせてもらったり、口笛とかを入れさせてもらいました。エンジニアさんも面白い方で、仙人っぽくて浮世離れしたというか、ドラムの丸椅子に正座して座ってらしてびっくりしました(笑)。そのエンジニアさんと谷口さんと私の三人で和気あいあいと音入れしました。
――ライブではこうした音はどんな風に表現されるのか気になります。
やなぎなぎ いい意味でチープな感じが効いてるのでそこは大事にしながらも、ライブはバンド編成で挑むので、上手くやってみようかなと思ってます。
――M6「モノクローム・サイレントシティ」はご自身の作詞・作曲・編曲ですが、この楽曲はどんな経緯で発想されましたか?
やなぎなぎ この曲だけ、旅に出る者を見送る曲になっています。街中にいる野良の動物ってひとりで生きてるものだと思うんですけど、周りとうまく馴染んでなくてひとりな主人公が出会って、この子もひとりなんだなと親近感を感じるんです。でも動物が定位置から旅に出ちゃう。寂しさを感じつつも、自分も頑張らなきゃと前向きな希望を匂わせています。
――普通の別れの曲と思いきや相手は動物というのが効いてますね。
やなぎなぎ 歌詞では少しぼやかしてますが、猫の鳴き声を入れたりしてわかるようにしてます(笑)。
――先程のお話だと、日常を扱った前半パートのラストの楽曲になりますね。レコーディングではいかがでしたか?
やなぎなぎ 歌詞がネガティブで音もしっとりしてるので、しっとりさはありつつも日常の中の物語ということで歌の方ではかわいさや落としすぎないという点は意識してます。ピアノも跳ねて明るくしたり、悲しくなりすぎない、あくまで日常の一瞬の出来事というイメージにしています。最後にボーカルがノイズ混じりになって、日常から離れていく予感をさせています。
日常から非日常へと変化していく旅の形
――後半の非日常パートですが、「夜天幕」のnishi-kenさんはどんな経緯で参加されたんですか?
やなぎなぎ 初めましてだったんですが、こんな方がいるとご紹介いただいて、お願いしますという形です。私の方から「こういう曲が欲しいんですけど」とざっくりとしたオファーをさせていただいて、旅がテーマなので、進行がどんどん変わっていくようなイメージの曲がいいですというくらいの話から、こういういろんな展開を挟んだ曲が出来上がってきました。
――かなり自由なオファーから出てきた曲ですが、歌詞のサーカス団のイメージがぴったりハマってますね。
やなぎなぎ ここまで明るくにぎやかだったらサーカス団、サーカスは旅するものだしと、音のイメージが強かったので歌詞もスムーズでした。レコーディングもこの曲がいちばん録りが早くて、3回くらい通して歌って「いいですね」って感じでした(笑)。楽しい曲だったので、声のイメージがすごくしやすかったのもありますし、出来上がりはすごく速かったです。
――「ワンルームトラベル」は珍しくなぎさんが関わらず、40mPさんからまるっと楽曲提供という形ですね。
やなぎなぎ すごく前に共通の知り合いでお会いしたことはあったんですが、ご飯を食べたくらいの仲で、あれから4、5年経って再会しました。別名義でシンガーソングライターとしてデビューされたので、ご自身でも歌う方で、曲はずっと聴かせていただいてたんですが描く世界観がきれいで好きだったので、「この方が旅をテーマに作ったらどんな風になるだろう」と思ってお願いしました。
――歌入れはいかがでしたか?
やなぎなぎ この曲も実際にはどこかに行けてなくて、ひと部屋で完結してしまってる旅なので切ないんですが、サウンドは明るく開けてる感じだったので、切なさの部分と希望を持った想いみたいなものを、サビとヒラ歌での対比で上手く出るように思って歌ってました。メロディーの変化だったり、歌っててフックになる部分もあったので、私も歌で変化をつけながら曲に寄り添うように歌入れしました。
――「未来ペンシル」はよくご一緒される斎藤真也さんですが、今回改めて旅をテーマにオファーするにあたってどんなやり取りがあったんでしょう?
やなぎなぎ 真也さんに曲を書いてもらおうと制作段階から考えたので、打ち合わせと称してご飯を食べながら10分アルバムの話、あとはずっと人生相談みたいな調子でお話してました(笑)。曲への私の声の乗り方とか熟知してくださってる方なので、今回アルバムの曲を作るにあたっては違う作り方をしてみようということで、歌詞を1コーラス書いてお渡しして、そこから曲を作っていただいたんです。真也さんも実際旅に出ていらしたみたいで、その旅先で感じたことを曲に入れて戻してもらったりとかして、詞と曲を何回かやりとりして作っていきました。
――面白い作り方ですね。この曲自体最初のテイクから何度も真也さんと一緒に旅して成長していったんですね(笑)。
やなぎなぎ (笑)お互いのアイディアがどんどん入り混じって作られて行くのが面白かったです。最初の1コーラスは「3Dペンシル」から想像を広げていって、どんどん進化していくとペン先ひとつで街を作ったりできたり、そうなったら神様になったような気がすると思うんですよね。自分が住む理想の街を描き出して、何でも思い通りになってくるとやっぱりちょっと違うなと壊したり、という曲です。現在から未来へ、時間軸の旅を意識して作りました。
――旅から帰って来た斎藤さんと歌入れされていかがでしたか?
やなぎなぎ (笑)。これまで何回かやってることもあって、やっぱりスムーズでした。ディレクション的にはすごく細かい譜割りまで調整しながら歌っています。サビで食い気味に入ってる音を八分で歌っていたのをもっと短く音を入れてみようとか、細かい調整は勝手知ったる仲だからこそできたなと思います。
――M12「ターミナル」はこちらも勝手知ったる仲の北川さんですね。
やなぎなぎ 2曲目に「春擬き」で始まり、クライマックスも北川さんにお願いしようということで、タイアップ曲では陽気で明るいイメージが強いと思うんですが、以前カップリングで作っていただいた「音の無い夢」とかバラードもすごく素敵なんですよ。なので今回「旅がテーマのアルバムで、バラードやりたいんですよね」ってお話したら「実はこういうのがあるんです」ってすごく早く返事が返ってきて(笑)。しかもそれがすごくイメージに合ってて、アルバムのクライマックスに相応しいということでこの曲が選ばれました。
――タイトルもクライマックスにピッタリですが歌詞や歌入れで考えたことは?
やなぎなぎ 曲を聴いて浮かんだイメージに合わせてターミナル、終着駅という言葉を入れました。この曲は自分的にもしっくりくる曲で、私が作る曲はゆっくりめなのでテンポ感的にも合っていたり、私はコーラスをたくさんやるのが好きなんですがこの曲でも後半に畳みかけるように入れたりと、本来の自分のスタイルに近い形を入れられたと思います。レコーディングをするにあたってエンディングの”ターミナル”って言葉も何回入れようってどんどん増やしていったり、それも歌いながら作って行った感じですね。
――こちらはPVも撮られていて、渓谷鉄道がすごく雰囲気があっていいですね。撮影はいかがでしたか?
やなぎなぎ いつもMVは私が「こういうの撮りたいんです」ってワガママを言うところから始めるんですけど、今回は『スタンド・バイ・ミー』ごっこがしたかったんですよ(笑)。そこからのスタートでしたが、大井川鉄道という雰囲気のある渓谷鉄道で撮影できて、ダムの大きい湖の上の橋でまるで海の上を走ってるような不思議な陸橋があったり、無茶苦茶いいところだったのですごく旅気分を味わえました。鉄道自体も鉄道愛に溢れた感じで、季節ごとのイベントがたくさんあったり、列車も遅すぎず速すぎず、見どころがあると止まってくれるという、私は揺られて撮られてるだけだったんですがすごく楽しかったです。『スタンド・バイ・ミー』ごっこも廃線になってるところでできました(笑)。
――楽しんで撮ってる感じがいいですね(笑)。そしてM13「どこにも行かない」。ラストはなぎさん作詞作曲編曲になってますが。ここに置くべき曲としてこの曲を作った経緯は?
やなぎなぎ 旅をアルバムテーマにすると決まってから、この「どこにも行かない」って曲を最後に持ってくるように作ろうと決めてました。「どこにも行かないのかよ!」ってツッコミがあると思うんですけど(笑)、アルバム12曲の足跡をたどってきてのひとつの答えを出したいということで、いろいろな場所に行ってきたからこその答えとして、「自分がそこにいることが大事だったのかもしれない」と気づける、「どこにも行かない」という答えを出せるのがテーマになってます。
――そしてDISC2では出羽(良彰)さんによるシングル曲のアナザーアレンジバージョンが収録されますね。
やなぎなぎ ライブでアコースティック・バージョンだったりとか、アレンジを替えてやることがあったんですけど、ファンの方から「音源として出してください」って声が増えてきて、アルバムの特典としてそういうものが入っていたらいいのかなと考えました。「三つ葉の結びめ」でお世話になった出羽さんはドラマの劇伴とかやられていてすごく幅広い引き出しをお持ちの方で、私も出羽さんの音楽が好きなのでお願いしたいなということで今回の構成になりました。
――一聴した中ではそれぞれ個性的なアレンジになってますね。
やなぎなぎ 「ビードロ模様」とかは「ライブでこんなテンポでこんな編成で……」と聞いていただいてからアレンジで汲んでいただいたりだとか、ライブではやっていないんですけどこの曲がこうなったらいいだろうなという曲もあります。「春擬き」は森山直太郎さんの独唱「さくら」みたいな(笑)。あとは出羽さんといえばamazarashiとかのエレクトロがすごくよいので、「Sweet Track」や「三つ葉の結びめ」は出羽さんのいいところが出たらいいだろうなと妄想してお願いしてます。ボーカルも再録なので、四年前にしか出せなかった部分と、今だからこそ出せる部分の対比を聴いてもらえれば楽しいんじゃないかと思います。
――ここまでかなりコンセプチュアルなアルバムですが、そんなアルバム名を関してのライブツアーはどんな風に見えてくるのか気になりますね。
やなぎなぎ 広島と新潟が新しく行く場所になってまして全国8都市9公演となってます。アルバムとしてコンセプトが完成していて、ツアーでもテーマの旅を打ち出しつつ、私が皆さんの住んでる場所に行って「一緒に旅をしましょう」ってライブにしたいです。一方でライブを強く意識して作ったアルバムでもあるので、ライブならではの部分もお見せできると思ってます。1st、2ndアルバムからのいちばん大きい変化として、今までと違って開放的な曲が増えてきたんですよね。ライブの意識が強く出ていて、音の面でも賑やかなバンド編成になってますし、ショー的な感じを強く意識したライブになると思います。
――お聴きしていても開放的な楽曲作りというのは感じますが改めてどんなところがターニングポイントになっていたんでしょうか?
やなぎなぎ デビューして4年経ったんですけど、デビュー前まではインターネット中心で、レスポンスはあるんですがネット越しの関係でした。デビューしてからはライブも増えましたし、イベントで直接感想をいただくこともあって、顔が見えたことが大きく変わったところです。人と繋がることが増えて、影響されてだんだん開放的な曲作りになってきた気がしますね。
――そうしてできた楽曲がまたライブツアーでファンの皆さんにフィードバックされるというのがいいですね。
やなぎなぎ そうですね、ライブでの皆さんの反応も楽しみですし、ツアーを経て曲自体が成長していくのかなと思います。ツアーの最初と最後では全く別物になってる可能性もありますね(笑)。どんなツアーになるか楽しみにしていてください。
Interview&Text by大用尚宏(クリエンタ)
●リリース情報
やなぎなぎ3rdアルバム
『Follow My Tracks』
発売中
【初回限定盤(2CD+Blu-ray)】
品番:GNCA-1477
価格:¥4,200+税
【初回限定盤(2CD+DVD)】
品番:GNCA-1478
価格:¥4,000+税
【通常盤(CD)】
品番:GNCA-1479
価格:¥3,000+税
<CD>
1.Follw My Tracks
作曲・編曲:やなぎなぎ
2.春擬き(TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」OPテーマ)
作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:北川勝利
3.キャメルバックの街
作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:コレサワ
4.rooter’s song
作詞・作曲:やなぎなぎ 編曲:流歌
5.パラレルエレベーター
作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:谷口尚久
6.モノクローム・サイレントシティ
作詞・作曲・編曲:やなぎなぎ
7.オラリオン(TVアニメ「終わりのセラフ」名古屋決戦編EDテーマ)
作詞:やなぎなぎ、作曲・編曲:藤間 仁(Elements Garden)
8.夜天幕
作詞:やなぎなぎ 作曲:nishi-ken 編曲:nishi-ken/ 高田翼
9.ワンルームトラベル
作詞・作曲・編曲:40mP
10.カザキリ(TVアニメ「ノルン+ノネット」OPテーマ)
作詞:やなぎなぎ 作曲:饗庭純 編曲:出羽良彰
11.未来ペンシル
作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:斎藤真也
12.ターミナル(日本テレビ系「バズリズム」4月OPテーマ)
作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:北川勝利
13.どこにも行かない
作詞・作曲・編曲:やなぎなぎ
<初回限定盤 特典CD>
1,ユキトキ
作詞:やなぎなぎ 作曲:北川勝利 編曲:出羽良彰
2.Sweet Track
作詞:やなぎなぎ/楠野功太郎 作曲:楠野功太郎 編曲:出羽良彰
3.三つ葉の結びめ
作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:出羽良彰
4.ビードロ模様
作詞:やなぎなぎ 作曲:中沢伴行 編曲:出羽良彰
5.春擬き
作詞:やなぎなぎ 作曲:北川勝利 編曲:出羽良彰
<Blu-ray/DVD>
昨年10月に行われたライブ「color palette ~2015 Silver+Gold~」から厳選された映像を収録
●ライブ情報
やなぎなぎ ライブツアー2016「Follow Your Tracks」
4月24日(日)【東京】EX THEATER ROPPONGI
4月30日(土)【北海道】札幌cube garden
5月3日(火・祝)【広島】HIROSHIMA CLUB QUATTRO
5月4日(水・祝)【福岡】イムズホール
5月21日(土)【宮城】仙台Rensa
5月22日(日)【新潟】新潟LOTS
5月28日(土)【愛知】名古屋Electric Lady Land
5月29日(日)【大阪】umeda AKASO
6月4日(土)【東京】TOKYO DOME CITY HALL
SHARE