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INTERVIEW

2016.02.08

みみめめMIMI 配信シングル「チャチャチャ」「チョコレート革命」リリース記念インタビュー!

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2016年、1月から全開で活動するみみめめMIMI。1月29日に『きょーふ ! ゾンビ猫』のテーマソング「チャチャチャ」を、そして2月3日にはバレンタインソング「チョコレート革命」をそれぞれ配信限定リリースした。怒涛のリリースラッシュを記念して、ボーカル・タカオユキへのスペシャルインタビューをお届け!

2016年何を届けたいか考えたときに、ちゃもーいが「メリー・ポピンズになりたい!」って

――「チャチャチャ」は5thシングル「天手古舞」に続く魔法の合言葉シリーズ第二弾ということですが、一体どんなところから生まれてきた曲なんでしょうか?

タカオユキ 「天手古舞」のときにちょっと挑戦的な曲作りをして、今まで自分と向き合って曲を作ることが多かったんですが、自分のフィルターを通してみんなのことを歌いたいという変化があったんです。

――それは昨年のライブ活動を経ての変化ですよね。

タカオ まさに!サウンド的にも挑戦したんですが、今回はひと言で言うと「おもちゃ箱」みたいな曲を作りたいなと思って作詞・作曲しました。

――「おもちゃのチャチャチャ」ってことですね。

タカオ 小さい頃って身の回りのものなんでもおもちゃにして、小さなことでも幸せを見つけられたけど、大人になると逆で嫌なことを発見する方がうまくなっていくんですね。だから大人って嫌だなって(笑)。

――それすごくよくわかります(笑)。

タカオ 2016年何を届けたいかって相方のちゃもーいといっぱいいっぱい考えたときに、「メリー・ポピンズになりたい!」ってちゃもーいが言ったんです。今まではセンチメンタルな曲を書くことも多かったんですけど、今回「チャチャチャ」ではみんなに子供心を思い出すような、「案外幸せって身近なところに転がっているのかも」ってメッセージを込めました。

――日々生活している中で見失いがちなテーマと言いますか。

タカオ 「電車が間に合ったラッキー!」とかなんでもいいんです(笑)。そういうことで気持ちがハッピーになれるような曲になればいいなと思って書きました。

――今回おもちゃ箱モチーフということで、いろんなリズムを入れ込んでいる気がしますね。

タカオ 前回はすごくてんてこ舞いで「和」な楽曲だったんですけど、今回はみんなが聴いて飽きないサウンドにしたいと思いまして、三拍子も入れましたし、メロディーを作るときにサビのド真ん中で転調したりとかハチャメチャしています(笑)。歌詞ではしつこいくらいチャチャチャって言ってるんですが(笑)。

――編曲はSEKAI NO OWARIやゆずのプロデューサーであるCHRYSANTHEMUM BRIDGEさんですね。どんなやり取りをされましたか?

タカオ すごく丁寧に私とちゃもーいと話して、私の声に合うサウンドとかを一緒に考えてくださって「ユキちゃんの声がすごく個性的で素晴らしいからこうこうこういうこともしよう」とか提案してくださって楽しかったです。一聴すると打ち込んでるのかな?ってイメージの曲ですが、そう思いきや、生の音にすごくこだわって、トイピアノやカスタネット、クラップ、私とちゃもーいの心臓の音も入れようって言ってくださって。

――心臓の音ですか!?

タカオ しかもレコーディングになると私ひとりになるので私だけかと思ったら「2人組なんだからちゃもーいのも入れよう」って。聴診器をお借りして録音してもらいました。

――確かにちゃもーいさんの収録エピソードをインタビューで聞くことはなかなか無いですね(笑)。

タカオ ちゃもーいはけっこうしっかりした考えを持ってる子だと思ってたんですが、心臓は肋骨の下の方にあると思ってたらしくて、聴診器を当てて「音が聞こえない!ここにあると思うんだけど」ってやってて衝撃的でした(笑)。24年間何を見て生きてきたんだろうってちょっと心配になりましたね……(笑)。

――ここでやっておいてよかったですね(笑)。緊急の場面でやったら大変ですもんね。

タカオ 心臓マッサージとかね。楽しかったです、ほんとに(笑)。もしかしたら聴いた感じでは生音でも打ち込みでも案外分からないかもしれないし、心臓の音だって私とちゃもーいのふたり分録っても私ひとりの音を使っても差が無いと思いますが、その過程をすごく大事にする方なんだなと思って、とても刺激をうけました。

――曲の「小さな幸せを発見する」ってテーマとも合ってますね。レコーディングを日常とは言いませんが(笑)。

タカオ そうそう!スタジオもおもちゃ箱みたいで、ムーミンとかドラクエとかいろんなキャラクターが置いてあったりカラフルなエフェクターに囲まれていたり、おもちゃ箱の中で歌うような気持でした(笑)。

――歌入れでは確固たるイメージを持って臨めましたか?

タカオ そうですね、とにかく歌ってて楽しかったです!最後のサビではおもちゃ箱の蓋が開いて飛び出してくるイメージで歌ったりとか、途中のDメロでは夢の中をグラグラしてる感じとかいろいろイメージしながら歌いました。ただけっこう最後のギリギリまで歌詞は悩んでましたね。

――歌いながら響きの部分を調整したりって感じですか?

タカオ そうですね、あと今回はメインのボーカルをダブらせたりして、あまりしないことをして自分の声にも発見がありました。ウィスパーをいれたり、「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」が多い歌だったり(笑)。

――またライブのイメージが湧きやすい歌ですよね。

タカオ そうですね!みんなでチャチャチャしたいなーと思います!また収録中におもちゃ話に花が咲いたりして、新曲なのにちょっと懐かしい気持ちになったりしましたね。

――ユキさんがおもちゃで遊んだ想い出は?

タカオ お兄ちゃんがいたのでミニ四駆とかレゴとか、ゲームもスーパーファミコンからプレステからいろいろやったり、女の子らしいやつだとシルバニアファミリーがすごく好きで、配置がちょっとでもズレてたらもう激おこです(笑)。

(次ページへ続く)

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