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INTERVIEW

2015.10.10

デビュー10周年記念ライブ開催目前!AKINO with bless4スペシャル・インタビュー!!

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「創聖のアクエリオン」や「海色(みいろ)」(『艦隊これくしょん -艦これ-』OPテーマ曲)などを歌ってきたAKINOが2015年、デビュー10周年を迎える。それを記念してAKINO with bless4は、10周年記念ライブ“Decennia”を11月7日に開催する。今年3月に同名のアルバムをリリースしたAKINOと、姉でbless4のメンバーであるKANASAがbless4と自身の10年を振り返る。

10年間応援してくれた皆さんへの感謝を込めて歌える喜びを伝えたい!(AKINO)

――ライブ“Decennia”の開催が迫ってきました。

AKINO ライブは1年前からみんなで企画していたんですけど、自分たちが納得できる曲順を考えるのがいちばん難しいですね。お客さんが何を聴きたいのか、自分たちが何を提供したいか……3月にアルバム『Decennia』も出せましたし。でも、みんながビックリするセットリストにするつもりです。

KANASA やっぱり、これまでの10年だけではなく、これからの10年を思わせてくれるライブを提供したいので。AKINOのファッション・ショーもありますし。

AKINO ちょうど今、そのモデル・オーディションを進めているんですけど、レベルが高い人もいるので当日が楽しみですね。今回、今まで着た衣装から“10”着、それから今回のライブ用に私が作った“10”着でやろうと思っていて。「普通のファッション・ショーではない、新しいエンタテインメントができたら」と考えています。自分たちが歌とダンスを教えている生徒さんたちも参加する予定ですし、AKINO with bless4としては初めてバンド演奏でのライブになりますし、今回のライブのために海外から撮影クルーが来て、映像を記録として残してくれるんです。出演者の人数がとても多いので、みんなが一致団結して気持ちよくやりたいですね。

――この10年、おふたりはお互いのことを見てきたわけですが、相手がどんな風に変わったと感じているか聞いてみたいのですが。

AKINO お姉ちゃんは……。

KANASA 緊張するなぁ(笑)。

AKINO いつも一緒だったんですけど、「優しさ」が出てきましたね。昔はもっと物事をはっきり言っていて、たまにきつかったけど(笑)、最近は丸くなった感じ。

KANASA 嘘をつくのが嫌いなので(笑)。ソロの活動を始めたときは最初、(AKINOは)言われ放題だったよね。

――それは意識して変えたんですか?

KANASA そうですね。いろいろな人を傷つけたと思います。でも、お兄ちゃん(=AKASHI)に反省会で「あれはこういう風に言っても同じ意味だったんじゃないの?」って言われたとき、一方的に自分の気持ちを言うのは良くないし、お互いにWin-Winシチュエーションでいられるのがベストだと考えるようになりました。

AKINO あと、AIKIがいなくなってからはお姉ちゃんがダンス担当になって、構成を考えているし、(ダンスの)クラスも教えるようになったので、今はその実力が湧き出てきてますね。

――自分で変わったと思うところは?

KANASA 30代に入ったこと?(笑)。でも20代は夢が多くて、「あれもこれもやりたい」って欲張りだったんですけど、そのわりに本当にできるとは思っていなくて。でもそうやって自分にリミットをかけているとその分しか成長できないし、周りの人にも影響が出ますよね? だけど、楽器やいろいろなことに挑戦させてもらううちに、自分の心にかけていた鍵を開けられました。それがこの10年でいちばん大きい一歩でしたね。これからの10年は、自分自身も周りの人も信じながらやっていきたいと思っています。

――AKINOさんはどんな風に変わりました?

KANASA デビューの頃のAKINOは14歳で、見た目は大人っぽくても恥ずかしがり屋で、すぐパニックになるので何を言い出すか分からなかったんです。ソロでステージに出るときも始まる直前まで一緒にいて、「リラーックス、リラーックス!」と励ましましたし、見ている私もすごく緊張していました。でも、ライブやインタビューを重ねていくうちに、元々独特なものを持っていた自分というものを自信を持って出せるようになったと思います。

AKINO 昔から考え方も歌のやり方も「普通じゃない」と言われていたんです。それで傷ついたこともありました。「普通」になりたかったです。でも今考えると、普通じゃないと言われるのは「自分」を持っていることなのでいいことですよね。

KANASA 昔は「この歌が歌いたい!」だったのが今は「この歌も歌ってもいいかな」になってきたよね。

AKINO 頭が固かったですね。でも、今は人生を楽しめるようになりました。たくさんの人と出会って、いろいろとチャレンジすることで、新しい扉を開くことができたんだと思います。

――この10年を振り返って、いちばん楽しかった瞬間というと?

KANASA そうですね……。私がパッと思い浮かんだのは『甘城ブリリアントパーク』のOP・EDシングルのリリースイベントです。

AKINO あぁ(笑)。

KANASA お客さんはほとんど男性だったんですけど、お兄ちゃんがお客さんの好感を得て、みんなに「お兄ちゃーんっ!」って呼ばれて。

AKINO お兄ちゃんコールが起きたんです。ビックリしちゃいました。

KANASA 選ばれたお客さんとステージ上の(AKINO with bless4とBRILLIANT4)のみんなで、メリーゴーラウンド(「ヴィーナスラグーン」)に乗ったんですけど、そのときにもお兄ちゃんコールをしてくれて。「愛されてる」と思いました(笑)。お兄ちゃんも終わった後に「あんなに声援もらって良かったのかな」って戸惑いながら喜んでて。あれは面白かったです。

AKINO 自分たちも爆笑しました(笑)。私がいちばん印象に残ったのは「海色」のMVですね。私ひとりでの撮影って初めてだったし、あんなにロックな曲にチャレンジしたことがなかったので、緊張感やドキドキ感でいっぱいでした。でも、すごく楽しかったし、MVもかっこよくなったのでうれしかったですね。

KANASA あとでMVを観て、「おぉ! かっこいいじゃん」って思いましたね。

AKINO それからもうひとつ。去年からTシャツのデザインを始めたんですけど、買ってくれたファンの方がLAに着ていったら注目されたみたいで、すごく喜んでくれたんですね。それがうれしかったですね。

――最後におふたりがライブで伝えたい想いを教えてください。

KANASA 皆さんのDecenniaについても考えてもらえたら。皆さんと一緒に成長してきた10年ですし、その記念のコンサートなので、大きなお祭りとして楽しんでほしいですね。かっこいい演出も考えているので楽しみにしててください。

AKINO 自分がいちばん伝えたいのは、10年間応援してくれたことへの感謝、です。その気持ちを持ってライブに向かっています。本当に皆さんがいなければ自分もいないので。歌える喜びを一人ひとりに届けたいという想いで、ライブの準備を進めていますので、ぜひ遊びに来てください!

Interview&Text By 清水耕司


●ライブ情報
AKINO with bless4 10周年記念ライブ
「Decennia」
11月7日(土)16:00開場/17:00開演
【神奈川】川崎クラブチッタ
チケット:6000円(ドリンク代別途)
オールスタンディング

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AKINO with bless4からのプレゼント★

上記10周年記念ライブにペアで3組6名様をご招待いたします♩

締切は10月28日(水)まで。

たくさんのご応募お待ちしています!

応募はこちらから。

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