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INTERVIEW

2015.02.18

輝きながら、夢を“かなえる”彼女たちの想いに迫る! i☆Ris「Realize!」リリース記念 スペシャル・ロング・インタビュー!

i☆Risの“リアル”に迫る?カップリング曲

――続けてカップリング曲についてもお伺いします。まずは「ミライノナマエ」。

山北 ここ2枚のカップリングのカタカナシリーズもかっこいい曲だったんですけど、今回はまた違ったかっこよさだなって思って。しかもスーッて体に歌詞が馴染む感じもしたんです。私のすごく好きなところが、Bメロの「“今、できること” 必死にやるしかないんだよ」っていう部分で、今の自分たちにすごくぴったりなので特に印象に残っています。
芹澤 すごく素直な気持ちで、“届ける”という感じでレコーディングしました。言葉ひとつひとつが誰にでもすごく突き刺さるし、きっといろんな解釈ができる曲だと思ったので。
茜屋 この曲、私は実はさきさまと逆に、最初歌が入ってこなくて(笑)。なのですごく練習したんですよ!歌詞の意味を考えながら家でずっと聴いてたりもしたんですけど、2回目のレコーディングでようやく録れた曲なので、個人的に思い入れの強い曲です。あと、私の好きな歌詞が「足跡から 道は生まれてく」っていうところなんですけど、今まで苦しんで悩んだことも全部未来のために繋がってるんだなって、すごく共感しました。
若井 このカタカナシリーズって、よく聴くと物語調になっているんです。今回は曲調こそクールなんですけど、歌詞を見たときに苦しみというよりもまっすぐ前を見つめる感じがすごく伝わってきました。私もさきさまが好きって言ってた部分が大好きで、自分自身そう思ってずっとやってきたので、この曲には共感できるなって思うところがたくさんです。あと、最初の英語のコーラスのところも「i☆Ris、こんな曲も歌えるんだな」っていうありそうでなかった曲調なので、めっちゃかっこよくて好きです。
久保田 「ユメノツバサ」や「ココロノヲト」と比べて、サウンドの激しさよりは自分のアツい気持ちがすごく前に出る、“激しいクールさ”をすごく感じています。あと、歌詞の中に「“未来”を“夢”と呼ぶんだ」っていう歌詞があるんですけど、「これって“未夢”にかかってるのかな?」ってちょっと思ったりもしました(笑)。
澁谷 今までのi☆Risはハモリで厚みは出していたんですけど、今回この曲ではコーラスをたくさん使っています。生でも英語の部分をコーラスで歌えるので、厚みに加えて奥行きが音に出ていて。だからライブでもそうだし、ヘッドホンでCDの音源を聴いて、「うんうん、広がりも奥行きもある!」って楽しんでもらえると思います。

――結成からここまで駆けてきた皆さんが、強く投影されているようにも感じられました。

山北 A・Bメロが今までのことで、サビが今の心情って感じがする。
芹澤 でも、今みんながこういう気持ちになれてるのって、実はすごいことなんじゃないかなって思います。2年以上やってきて、この心情になるまで時間はかかりましたけど。ただi☆Risって、最初お客さんが十何人くらいのライブもやってきてるし。
若井 それがあったからこその、今歌える曲。
久保田 強くなったからこそ歌える曲っていう感じがするね。

――この曲もフリは激しいんでしょうか?

山北 というよりは、“立って歌って、訴えかける”っていう感じです。
澁谷 本当に歌詞がストレートなので、そういうところを表したいってダンスの先生にも提案したりして、サビを中心に“伝える”ことができるフリになっています。

――そしてもう1曲、「わくドキしたいっ!」ですが。

山北 この曲は「きたー!」って思いました。「女子の日常系アニメのOPテーマなんじゃないか?」みたいにすごく明るくて、歌詞にも女子のあるあるも詰まっているので、きっと私以外にも共感する女子はいっぱいいるんじゃないかな?って思います。サウンドもブラスバンド調ですごくかわいいです。
芹澤 「ミライノナマエ」とは逆に、自分の中で“わくドキ”っていう言葉をイメージして思いっきり楽しく歌いました。それぞれソロパートも多い曲だし、みんなの歌声のカラーもまた全然違うので、私の中ではこの曲含めてi☆Risの良さを今回もこのシングルにギュッと詰められたと思っています。
茜屋 私も「来たな!」って思って。歌詞も共感できる部分だらけなんですよ。「バイト帰りのコンビニ よけて 遠回りしたり」とか。私自身、仕事帰りに「コンビニ寄りたいな」って思ったときにこの歌に助けられたりしてて(笑)。ダンスも歌詞にぴったりの振付になっていてすごく楽しいので、ライブでもたくさんの方に楽しんでいただけると思います。
若井 この曲は本当にパッと見ただけで入ってくるわかりやすい日常系の歌詞なので、誰が見てもきっと楽しめると思います。曲調もすごく明るいので、いろんな方に聴いていただいて共感してほしいですね。
久保田 私はこの曲では、曲に合うように自分の中にキャラを設定して歌いました。もちろんキャラソンではないんですけど、結構ストーリー性がある曲じゃないですか?なので、共感できる部分もありつつ、自分の中に作ったその女の子のイメージを大事にして歌いました。
澁谷 女子あるあるだし、実際自分も感じてるものも多々あるので……でも楽しくなりますよね。オケで使ってる楽器も、遊んでるようなメロディの流れが多くて。それに、日本語でもすごく遊べてる曲だと思うんです。日本語ってメロディがあるじゃないですか?例えば「おはよう」とかでも音階の上がりがあるんですけど、英語で「Hello」だとそれがないので、日本語の良さを活かしてメロディで遊べてる曲だな、と思いました。
茜屋 今すごいと思った!
澁谷 本当に音が好きなので(笑)。だからそんなところも注目して、いっぱい聴いてほしいです。

――皆さんの“等身大”の詰まった、ストレートに楽しい曲になっていると思います。

全員 楽しいです!
茜屋 この曲は本当に日常を描いた曲なので、聴いてくださってる皆さんにも共感していただけるし、一緒に楽しんでいただける曲だと思います。
澁谷 女性なら絶対に当てはまるような歌詞なので、男性も「女性ってどんなんだろう?」って気になったときに、これを聴けば「なるほど、乙女は忙しいんだな」って思ってもらえるような曲だと思います。
若井 フリも遊び心満載で、“ふざけかわいい”曲です。
久保田 フォーメーションがきっちりしているというよりは、歌詞に合わせてみんな遊んでるっていう曲ですね。
若井 なので、すぐ覚えられました。ワクワクしてスッて入ってきた感じ。
澁谷 踊りながら普通にふざけてるもんね(笑)。
茜屋 でも本当に歌詞に忠実で。
山北 スマホいじりながら歩いてるシーンとかあるんですよ。「占いアプリ見つけた」とか。
澁谷 しかも、たぶんその日によって表してるものが若干違うと思う。だからライブごとに「あ、この間とここが違う!」ってところも絶対あると思います。
若井 そこも楽しめるポイントだよね。
芹澤 ダンスっぽいところと、ちょっとお芝居っぽいような部分もあるので、ひとつの物語として楽しめるというか。
久保田 隅の方でちょっと面白いことをやってたりする人もいるので、観てる方は目が忙しいかも。
澁谷 やっぱりカップリングはライブで観てこその楽しさもあると思うので、ぜひ楽しみにしていただければな、と思います。

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