REPORT
2015.02.02
『アイドルマスター シンデレラガールズ』のWebラジオ『CINDERELLA PARTY!』が初のイベント“CINDERELLA REAL PARTY! 01 ~あかるくせいそにかわいくきよく~”を1月31日、東京・科学技術館サイエンスホールで開催し、本田未央役の原紗友里、多田李衣菜役の青木瑠璃子、安部菜々役の三宅麻理恵、緒方智絵里役の大空直美が登場してトークとミニライブを行なった。今回は夜の部をレポートする。
『CINDERELLA PARTY!』(通称デレパ)はアニメ『シンデレラガールズ』に向けてスタートした第二の『シンデレラガールズ』発ラジオ。パーソナリティの原と青木は“主宰”、コーナーは“プログラム”と、ラジオを舞台にしたパーティーがコンセプト。しかしコミカルなやりとりに定評がある主宰二人なこともあり、今までのアイマスラジオにはない自由な空気感が大きな魅力だ。
オープニングはおなじみのキャラクター箱番組「李衣菜のtwilight channel」からスタート。安部菜々のリクエストで「アタシポンコツアンドロイド」が流れ、ほどよく会場が温まったところで主宰とゲストが登場した。「番組を乗っ取る気なんてないですよ」(大空)「(腹)黒い!」(原)との定番のやりとりから、三宅が「暑い!」とパーカーを脱ぎ捨てると、背中に描かれたイベントグッズイラストに添えられた「MESHIYA IS KIYOI(原は清い)」「RURIKO IS DEKAI(青木はデカい)」などのフレーズについて盛り上がった。4人が始まりを告げるクラッカーバズーカをぶっ放し、パーティはスタートとなった。
普通のお便りにあたる「祝辞」プログラムでは、前日に放送された第4話に関するトークも。出演者のリアルタイムでの視聴状況や、作品中のキャラクターのちょっとした仕草などについて盛り上がった。中でも4月に『シンデレラガールズ G4U!パック』が発売される話題には、ガチゲーマー三宅が激しく食いついていた。「祝辞」の中で話題になったのが、昼の部でも行われたプログラム「D-1グランプリ」のこと。これは大空の持ち込み企画で、キャスト4人が即席の漫才コンビを組み、ステージ上でガチの漫才勝負を繰り広げるというもの。出演者もライブの準備よりも漫才の練習をしていたというからかなりの本気だ。
その会話の流れから、昼の部とはコンビの組み合わせを変えて特別プログラム「D-1グランプリ」夜の部が行われた。夜の部でコンビを組んだのは三宅と青木の「まりっじぶるう」と、大空と原の「なおみ、そらそら、飯いなり」の2組。内容と結果は放送を楽しみにしてほしいが、関西人ゲストの二人が相方の青木と原をぐいぐい引っ張り、今までにない新しいプログラムは大いに盛り上がっていた。続くプログラム「ズッ友の条件」ではリスナーからズッ友の条件として“相手が振ってくる棒を真剣白刃取りできる”というお題が。主宰とゲストがそれぞれ白刃取りに挑んだほか、渋谷凛役の福原綾香扮する道玄坂登のメールなども取り上げられていた。
そしてキャラクター箱番組の「未央のミツボシアイドルプロフィール」と道玄坂登のメール職人VTRを挟み、後半のライブパートへ。オープニングはアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』のオープニング「Star!!」を楽しく披露した。アニメが放送中なこともあり聴くだけでつい涙腺がゆるみそうになる楽曲だが、この日のステージはハッピーそのもの。コミカルなプログラムと映像を積み重ねることで、演者と観客がカラっと楽しめるパーティの空気を作り出したのは『デレパ』ならではかもしれない。
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