REPORT
2014.12.03
11月26日に現メンバー初のフル・アルバム『THE SUPERNOVA STRIKES』をリリースしたばかりのStylipSが29日、東京ドームシティ・ラクーアガーデンステージでリリースイベント「Brand-new Style volume seven“MISSION SUPERNOVA”」を行なった。
会場となるガーデンステージはラクーアの敷地内にあり、周囲にはメリーゴーランドや飲食店が並ぶ屋外の開放的なステージだ。昼前からはあいにくの雨模様となったが、ステージ前にはレインコートで武装した熱烈なバディたちが詰めかけた。
能登有沙の「雨だけど声ください!」の声と共にステージに駆け出した4人は、まずは「NOVAレボリューション」で爆撃開始!StylipSライブ名物の高すぎるジャンプも絶好調だ。「行くぞラクーア!」と客席を煽る松永真穂のラップパートに、客席も熱いコールで応えてテンションを高めていく。続く「純粋なフジュンブツ」のさらに完成度を高めたパフォーマンスと客席の盛り上がりに、ステージを取り巻く二階以上のフロアや東京ドーム側にも足を止める人が数多く見られた。
MCでは、まず伊藤美来が「StylipSの学級委員担当伊藤美来です!今日は雨の中来てくれてありがとう!」と自己紹介。能登が「いつもラクーアはお買い物で来ているので、今日来れてすごく嬉しいです!」と会場ネタを交えて挨拶すると、松永はおなじみの「疾きことー?」「真穂のごとし!」のコール&レスポンスで会場を盛り上げた。最後の豊田萌絵は、定番挨拶の「全国のお兄ちゃんの成績を下げてしまう魔性の妹豊田萌絵です!」を決めていたが、家族連れも多いオープンスペースでの口上にちょっと恥ずかしそうだったのが新鮮だ。4人は来年春にライブツアーが行われることを話すと、「すぐそこの東京ドームシティホールでライブをします!」とアピールしていた。
アルバム新曲からは「Melancholic Sunshine」と「星鳴る夜の誘惑者」を披露。中でも「星鳴る夜の誘惑者」はライブ初披露だ。ライブでは攻撃的でダンサブルな楽曲をズラリと並べる印象が強いStylipSだが、「Melancholic Sunshine」の松永の聴かせるロングソロや、幻想的な「星鳴る夜の誘惑者」はボーカルの表現力に力を入れているのが印象的。初のライブツアーに向けて、ライブの構成にも厚みとメリハリが期待できそうだ。
続く「初恋EVOLUTION」は定番のタオル曲。少し強くなる雨脚に客席を気遣うメンバーだったが、能登がサビ前に「せっかくのテンションだし、濡れちゃおうぜ!」と煽ると、バディたちのテンションも雨を吹き飛ばす勢いで高まっていった。そしてライブラストナンバーは能登がクラップを要求し、伊藤が「Brand-new Style、盛り上がっていくぞー!」と盛り上げて「Brand-new Style!! ~魔法みたいな Show time~」へ!「雨の野外もいいねー!」と叫んだのは能登だったが、雨の中でも変わらず熱くハッピーなステージと客席の姿は、まさしく“魔法みたいな Show time”だった
Text & Photo by 中里キリ
Brand-new Style volume seven “MISSION SUPERNOVA”
11.29 東京ドームシティ・ラクーアガーデンステージ
セットリスト
M01:NOVAレボリューション
M02:純粋なフジュンブツ
M03:Melancholic Sunshine
M04:星鳴る夜の誘惑者
M05:初恋EVOLUTION
M06:Brand-new Style!! ~魔法みたいな Show time~ (Step Two)
SHARE