INTERVIEW
2014.11.12
2012年11月にCDデビューした声優アイドルユニット、i☆Ris(アイリス)。声優・アーティストそれぞれの活動に全力でぶつかってきた彼女たちは、今年7月から放送がスタートしたTVアニメ『プリパラ』でメインキャストとOPテーマをともに担当。まさに自ら掲げる“声優とアイドルの活動の両立”を体現し、今もっともきらめきを放つ声優ユニットのひとつに成長したと言えるだろう。
今回は、そんな彼女たちがリリースしたニュー・シングル「ミラクル☆パラダイス」や、11月23日に開催を控える記念すべきデビュー2周年記念ライブ“i☆Ris 2nd Anniversary Live~Dream Evolution~”の話題を中心に、今の彼女たちの言葉をお届け。どのメンバーも、これからのシーンを引っ張っていってくれそうな、意欲的で頼もしい言葉を語ってくれた。
――インタビューでは「リスアニ!」初登場ということで、まず皆さんに改めて自己紹介と、何かご自身のアピールをいただければと思います。
山北早紀 緑の王国北海道から来ました、i☆Risのちょっぴりドジな天然リーダー、さきさまこと山北早紀です。私、普段i☆Risでいるときはふわふわ天然キャラって言われているんですけど、『プリパラ』では東堂シオンというかっこいいキャラを演じさせていただいているので、コロコロ変わる表情にご注目です!あと、やわらかいほっぺがチャームポイントです!
芹澤 優 i☆Risの愛されキャラ、ゆうちゃんこと芹澤 優です。イメージカラーはブルーです。私のアピールポイントは、自己主張の強さがオンリーワンかなと思ってます。特技は、最近編み出したんですけど、人のアイドル自己紹介を考えることで。実は「リスアニ!TV」も拝見していて、ゲストの方の自己紹介を勝手に考えるのが大好きなので、機会があればぜひ!
茜屋日海夏 i☆Risの汗もしたたるいい女、ひみこと茜屋日海夏です。イメージカラーはパープルです。特技はイラスト描きで、昔歌手と同じくらいマンガ家を目指していた時期もありました。アピールポイントは、いろんな人から親しみやすいって言われたり、友達がたくさん作れるところです。
若井友希 ゆうきりんりん元気ハツラツ、ゆうきこと若井友希です。イメージカラーはレッドです。特技はピアノの弾き語りと、歌が得意です。
――ピアノを習われてたんですか?
若井 4歳からi☆Risに入るまで習っていて、今でも家で弾いてます。アピールポイントは……このサイズ感?(笑)。ダントツで背がちっちゃいんで、パッと眼に入ると思います。
久保田未夢 わんわん王国のお姫様、みゆたんこと久保田未夢です。運動はあんまり得意じゃないんですけど、水泳は得意で。あとは、フォークリフトを運転できたりとか。
――えー!?
茜屋 最初、絶対そういう反応されるんですよ(笑)。
久保田 溶接できたりとか、そういう資格を持ってるんです。通っていた高校が工業系で、「資格取っとけば後々困らないかな?」と思って(笑)。結局こういう活動をすることができているので、使わなくなったんですけど。
――すごく意外でした!
久保田 よく言われます。アピールポイントも、そういう見た目と中身とのギャップが激しいところかな?って思います。
澁谷梓希 八重歯とえくぼは笑顔の印、ずっちゃんこと澁谷梓希です。イメージカラーはイエローです。最近見つけた特技なんですけど、背中がすごく柔らかくて(背中曲げ実演)。
――すごい、直角じゃないですか!
若井 座れるんですよ!
澁谷 ほかにはエレクトーンをやっていたことも特技です。でも練習が嫌で、個人レッスンが特に厳しかったので苦痛でしょうがなくて。なので、たまに無断欠席して怒られたりしました(笑)。アピールポイントなんですけど、私結構包容力があるみたいで、握手会とかでもファンの方が落ち着いて喋れるみたいなんですよ。包み込まれるみたいな何かが私の中にあるみたいで、そこがアピールポイントです。
――ありがとうございます。さて、ニュー・シングル「ミラクル☆パラダイス」は皆さんご出演の『プリパラ』の2ndOPテーマですが、その『プリパラ』で皆さんのことを改めて知った方もいると思います。そこで楽曲のお話の前に、ご自身とそれぞれ演じられているキャラクターとで近い部分や、逆に違う部分などで印象的ものがあれば教えてください。
澁谷 私はドロシー・ウェスト役なんですが、すごく自分と近いものがあるなって思っていて。私にも「誰が言おうとボクが言ったことはその通りなんだ!」みたいなちょっと頑固なところがあるので、すごく似てるなとも思うし。演じるうえでは、レオナの双子のお姉ちゃんなんですけど、レオナがかわいらしいからドロシーはかっこよくと、ふたりのギャップを意識してやっています。
久保田 私は北条そふぃちゃんを演じているんですけど、まず見た目がちょっと似てるんです(笑)。そのうえ性格的にも、オンとオフが激しいというか、ステージに立っているときと普段とのギャップがあるっていうのは似てるなって思っていて。逆に、そふぃちゃんってあまり練習とかをしてこなかった天才に近い子なので、そこは違い、というか憧れです。
若井 レオナ・ウェストを演じています。レオナってすごく素直で優しくて、平和主義な子なんですよ。私も、素直で優しくて平和主義なんです。
全員 自分で言った!(笑)
芹澤 ……でも合ってる!
若井 逆にレオナの恥ずかしがり屋で内気なところは自分とまったく違うので、演じるうえで難しかったりもして……それにまぁ、性別も違うんですけど(笑)。でも、そこ以外はすごく近いものを感じる子です。
茜屋 最初、私が演じている真中らぁらちゃんを見たとき、「こんなかわいい子、私とすごく遠いし、できるかな?」って思ったんです。でも実際演じていると、らぁらちゃんと似てる部分がすごくたくさん見つけられて。らぁらちゃんって友達がすごく寄ってくるじゃないですか?私もさっきお話したように親しみやすいって言われるので、そこがまず似ているな、と。あと私、内緒話してても「全然聞こえてるよ」って言われちゃうくらい声が大きいので(笑)、そこもすごく似ていますね。逆に、最近唯一違うなって気付き始めたのは、らぁらちゃんはどんなときも前向きでポジティブに考えられる子なんですけど、私は壁にぶつかるとネガティブになっちゃったりするので、そういうところは純粋にすごいなって思います。
芹澤 南みれぃちゃんを演じているんですが、性格が似てるかなって思います。普段は割と真面目なのに、ステージに立つとふざけたりブリっ子っぽくなるところは自分と似てますね。似てないなって思うところは……頭がいいところ?(笑)。南委員長、校則全部覚えるくらい頭いいじゃないですか?私には絶対ムリだなって思います。
山北 私が演じる東堂シオンちゃんもみれぃちゃんと同じく十手先まで読んじゃう頭脳派なんですけど、私自身全然先を読めてないのでそこは似てないなって思います。それにあんなに堂々と意見も言えないので、性格は真反対だと思うんです。ただ唯一似ているところが、ギャグを言うところ。設定ではシオンちゃんは四字熟語や囲碁用語が口癖なはずなんですけど、実際言ってるのは「レッツイゴー!」とかダジャレで(笑)。私もそういうのを思いついたらポンポン言うんで、そんな不思議な空気感は似てる感じがします。外見も、シオンちゃんはかっこいい系だし私とは違うんですけど、ポニーテールが似合うところは一緒です!
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